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更新日:2022年6月1日
はじめて能に触れる方や、初心者の方のための観世流の「謡(うたい)」と「仕舞(しまい)」を体験する教室です。
能舞台に立って、大きな声で謡ったり、扇を持って舞ってみませんか?
能の一曲の中から謡や舞の美しい部分をとりだし、謡い方と仕舞の基本の型をプロの能楽師がわかりやすく指導します。
締めくくりには撮影会を行います。
お能を観たことがなくても大丈夫です。
まずはお気軽にお越しください。
全7回
午後2時45分~4時15分
※12月11日は撮影会を行います。
平和市民公園能楽堂
高校生以上
15名
※お申し込みが定員に達した場合は募集期間中でも募集を終了させていただきます。
10,500円(教材費を含む。)
持ち物:筆記用具・白足袋(能楽堂で貸出しあり(200円))、動きやすい服装でお越しください。
6月1日(水曜日)午前10時~6月29日(水曜日)午後5時まで
氏名・住所・電話番号・足袋の貸出しをご希望の方はサイズを、能楽堂窓口・電話・Eメール・ファクスのいずれかの方法にてご連絡ください。
「能楽とは?」
能楽は今から600年以上昔の室町時代に、観阿弥・世阿弥という親子によって完成された仮面劇で、世界最古のオペラとも言われています。
当時のストーリーは200曲以上が現在まで受け継がれ、人々に愛されています。
2008年にはユネスコ無形文化遺産に正式に登録され、後世に遺すべき財産として世界に認められました。
「能楽初心者教室」では、能の謡(うたい)と仕舞(しまい)のお稽古を通じて、初めての方でも能楽のおもしろさ、奥深さを体験していただくことができます。
世界に誇る日本の芸術を学んでみませんか。
「謡(うたい)とは?」
能における声楽部分です。
西洋音楽とは異なる独特の節回しがあり、登場人物のセリフや、場面の状況を説明する役割を持ちます。
「仕舞(しまい)とは?」
能の1曲のうち、もっとも盛り上がる部分を謡と舞のみで上演する形態です。
講師プロフィール:
馬野 正基(うまの まさき)
観世流シテ方能楽師。
重要無形文化財総合指定保持。
東京芸術大学邦楽科能楽専攻卒。
観世銕之丞家を中心とした演能団体「銕仙会」に所属。新作・復曲能や映画、海外公演など幅広い活躍を見せる。
平和市民公園能楽堂
〒870-0924 大分市牧緑町1番30号
電話:097-551-5511
ファクス:097-551-5512