ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 観光ガイド > 大分のまつり・イベント > 大分の代表的なまつり > 「かえんかぇー」で有名な萬弘寺の市が開催されます
更新日:2024年5月9日
ここから本文です。
推古天皇が摂政となった596年より、聖徳太子は父君である用明天皇の供養のため8年間にわたって萬弘寺大伽藍(七つの御堂)を建立されました。
仏教伝来の直後の時代で遠近よりたくさんの参拝者が訪れ、昼夜を問わず門前市が開かれるようになりました。親しくなった参拝者達により地域の産物(海の幸・山の幸)の贈り物が頻繁となり、貨幣の無い時代であったため、これが物々交換の市に発展したといわれています。
現在では、この物々交換の市が大分市の三大市に数えられ、毎年5月18日から7日間多彩な行事が催されるようになりました。期間中の土曜日未明におこなわれる物々交換市は「かえんかえー」のかけ声を夜空にひびかせ、思い思いの品物を持ち寄り直接交換します。そのときの駆け引きがおもしろく、約1400年の伝統を誇っています。
令和6年5月18日(土曜日)から令和6年5月24日(金曜日)の7日間
この他にも、期間中は萬弘寺広場や参道周辺で露店や地元関係者による屋台広場が開催され、連日大にぎわいです。
萬弘寺の市保存会事務局
(電話)097-592-5007
萬弘寺広場およびその周辺