26年度 特別展8「赤瀬川原平の芸術原論展―1960年代から現在まで」

ヴァギナのシーツ(二番目のプレゼント)

上の写真:《ヴァギナのシーツ(二番目のプレゼント)》1961/94年

赤瀬川原平の芸術原論展―1960年代から現在まで 

 赤瀬川原平(本名克彦 1937-2014)は、4歳から高校1年生の初めまで育った大分市で、美術グループ「新世紀群」で吉村益信らと出会いました。吉村の影響で1958年読売アンデパンダンに出品しはじめ、60年吉村、篠原有司男などと「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」結成に参加、63年には高松次郎、中西夏之と「ハイレッド・センター」の活動を開始し、「反芸術」を代表する前衛芸術家となりました。65年、《模型千円札》シリーズが通貨及証券模造取締法違反に問われた「千円札裁判」(~68年)では、法廷が「芸術とは何か」という論議の場となり、衆目を集めました。
 68年頃からは、『櫻画報』などでパロディ漫画の旗手となり、文学の世界でも79年中央公論新人賞、81年芥川賞を受賞する等、頭角を現しました。
 80年代以降は「超芸術トマソン」「路上観察学会」「ライカ同盟」等の活動で独自の写真表現を見出し、98年には「老化」をポジティブに捉えた『老人力』がベストセラーとなり、「老人力」は新語・流行語トップテンとなりました。
 こうした活動のほかにも「縄文建築団」「日本美術応援団」など分野を超え、多種多様としか言いようのない幅広い活動で新たなメッセージを発信し続けてきました。
 本展では、こうした赤瀬川の活動の全貌を初期作品から未完成となった《引伸機》まで作品・資料433点により紹介しました。


会期 平成27年1月7日(水)~2月22日(日)
     休館日 1月13日(火)、19日(月)、26日(月)、2月9日(月)、16日(月)

開館時間
   午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
    
一般 800(600)円/ 高校生・大学生600(400)円
    
※中学生以下は無料
    
※( )内は団体(20人以上)料金
      ※上記観覧料で、コレクション展(常設展)も併せてご覧になれます
     ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料
     ※本展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用になれます
 

主催:大分市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協力:白石コンテンポラリーアート、大分県立芸術文化短期大学
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
後援:大分合同新聞社、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、OCT大分ケーブルテレコム


不在の部屋

上の写真:《不在の部屋》1963/95年 

連続講座
日時:1月11日(日)
午後1時30分~3時
    1月18日(日)午後1時30分~3時
場所:美術館ハイビジョンホール
講師:菅 章(大分市美術館館長)
演題:赤瀬川原平、ネオ・ダダからハイレッド・センターへ
聴講者:59人(1月11日)

     57人(1月18日)       

鼎談
日時:1月25日(日)午後1時30分~3時
場所:美術館ハイビジョンホール
講師:雪野 恭弘氏(美術家)、杉田 吉成氏(話し方インストラクター)、菅 章(大分市美術館館長)
演題:赤瀬川克彦の頃

聴講者:124人

講演会
日時:2月1日(日)午後1時30分~3時
場所:美術館ハイビジョンホール
講師:南 伸坊氏(イラストレーター)
ゲスト:松田 哲夫(編集者・書評家)
演題:赤瀬川先生のこと
聴講者:175人

まちなかトマソン面白写真展[観覧無料]
会期:12月20日(土)~2月15日(日)
時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
場所:美術館研修室
展示数:77点
南伸坊氏、松田哲夫氏の選定により10人に佳作を贈呈した。

「トマソン」街で見つけた面白写真街巡り[無料]
日時:1月7日(水) 午後1時30分~3時30分
場所:大分市美術館~中心市街地
参加者:20人
案内:大分県芸術文化短期大学 於保研究室

 展示解説
日時:会期中毎週水曜日 午後2時~
場所:美術館企画展示室 
担当:美術館職員
参加総数:181人

 


復讐の形態学(殺す前に相手をよく見る)、事実か方法か1、2
上の写真:《復讐の形態学(殺す前に相手をよく見る》、《事実か方法か1、2》1963/94年

関連リンク
この情報のお問い合わせ先
大分市美術館
電話:(097)554-5800  FAX:(097)554-5811

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?