24年度 特別展1「加納光於展」

「波動説」intaglioをめぐって No.28

左の作品 《「波動説」intaglioをめぐって No.28》

【概要】
 加納光於(かのうみつお)は1933(昭和8)年、東京・神田に生まれた。病弱のため中学を中退し、闘病の日々を送る中、10代後半から植物や微生物の形態に深く関心を寄せ、さらにアルチュール・ランボーなどフランス近代詩に耽溺。19歳の時には、古書店で偶然版画の技法書を手にしたことをきっかけに、独学で銅版画の制作をはじめ、1955(昭和30)年、22歳で初の銅版画集『植物』(私家版・限定8部)を刊行、翌年には詩人で美術評論家の滝口修造の推薦により、タケミヤ画廊(東京・神田)で初の個展を開催、以降、次々と版画による実験的、独創的表現を展開した。そして1959(昭和34)年にはリュブリアナ国際版画ビエンナーレでリュブリアナ近代美術館賞を受賞、以後内外の国際展で受賞を重ねている。
 本展では、化石や骨片、あるいは宇宙を想起させるモノクロームの初期の銅板画、ガス・バーナーで焼いた亜鉛合金の版に、コバルトブルーなどの鮮烈な色彩がほとばしる60年代以降のメタルプリント、デカルコマニーの技法を援用し、色彩のゆらめきを一瞬に捕らえた80年代以降のリトグラフやインタリオ、そして90年代の色彩を自在に繰った円熟した版技法の時代まで、加納光於の変化にみちた版表現の歩みを、代表作で構成された大分市美術館所蔵作品76点でたどった。

【会期】  平成24年4月10日(火)~5月13日(日)

【休館日】 4月16日(月)、23日(月)、5月1日(火)

【開館時間】 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)

【観覧料】  一般 500(400)円/高校生・大学生 300(250)円
   ※中学生以下は市内、市外を問わず無料。
   ※( )内は団体(20人以上)料金。
   ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料。

【会場】 大分市美術館企画展示室1、2

【主催】 大分市美術館

【展示解説】美術館職員による展示解説(観覧券要)
・日時 会期中毎週水曜日 午後2時~
・場所 企画展示室
・参加者 87人

【展示作品数】 76点

【観覧者数】 3,022人


 


この情報のお問い合わせ先
大分市美術館
電話:(097)554-5800  FAX:(097)554-5811

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?