ディスポーザの設置について
1.ディスポーザとは
台所の流しの下に設置して、生ごみを砕いて水と一緒に下水管へ排出する機械のことです。粉砕部のみの「単体ディスポーザ」と排水処理部を付加した「ディスポーザ排水処理システム」の2種類があります。
2.単体ディスポーザについて
生ごみを粉砕し、流すだけの「単体ディスポーザ」は使用できません!
ディスポーザで粉砕された生ごみを含む排水が下水道に流入すると、下水管が詰まったり、腐敗して悪臭を放つほか、管の腐食の原因となる硫化物が発生し、管路を著しく劣化させることになります。
さらに、水資源再生センターでの汚泥量の増加や汚濁負荷量の増大により、運転・管理に支障を来たすこととなります。
川や海の環境を守り、生活環境をより良いものにするため、生ごみを粉砕し流すだけの「単体ディスポーザ」は使用しないようにご協力ください。
3.ディスポーザ排水処理システムについて
ディスポーザで粉砕された生ごみを含む排水を排水処理部で処理した後、その処理水のみを下水道へ流す「ディスポーザ排水処理システム」につきましては、公益社団法人日本下水道協会が作成した「下水道のためのディスポーザ排水処理システム性能基準(案)」に基づく評価機関により適合評価を受けた製品で、適正な維持管理が行われることが確認された場合は、設置することが可能です。
4.ディスポーザ排水処理システムの設置に関する手続きについて
「ディスポーザ排水処理システム」を設置する場合は、営業課へ排水設備等計画確認申請書と併せて維持管理計画書等の提出が必要となりますので、事前にご相談ください。
評価機関
- 財団法人茨城県薬剤師会公衆衛生検査センター
- 同志社大学理工学部
- 東京都下水道サービス株式会社
- 財団法人関西環境管理技術センター
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