ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > 過去の展覧会 > 平成23年度(展覧会情報) > 23年度 特別展3「テオ・ヤンセン展」
更新日:2012年4月11日
ここから本文です。
オランダ人アーティスト、テオ・ヤンセンが生み出した、砂浜で風を食べて動くビーチアニマル。
彼らは誕生以来、年月を経て、さまざまに進化を遂げてきました。
一つの生命体としてつながりを持つ海と森。美しい森がなくては、美しい海は育ちません。
地球上の生命が海から進化を遂げたように、ビーチアニマルたちも、もしかすると、生まれた砂浜から森へと進む進化を遂げるかもしれません。
豊かな海と森をもつ大分で開催する展覧会として、「海から森へ」を基本コンセプトとし、いのちと環境、自然、そして、アートとの調和を感じることができる展示内容とし、実施した。
アニマリス・シアメシス
2010年に生まれた最新のビーチアニマル。2つの胴体、72本の脚を持ち、羽ばたきながら歩く姿は圧巻である。
【会期】平成23年7月9日(土曜日)~9月30日(金曜日)
【開館時間】午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
【休館日】7月11日(月曜日)、19日(火曜日)、9月12日(月曜日)、20日(火曜日)、26日(月曜日)
【観覧料】一般1,200円(前売り1,000円)/高校生・大学生800円(前売り600円)
中学生以下 市内・市外を問わず無料
【前売り券販売場所】
大分市美術館、大分合同新聞本社、大分合同新聞プレスセンター、トキハ会館・トキハ別府店・あけのアクロスタウン各プレイガイド、ローソンチケット(Lコード:88875)、チケットぴあ・セブンイレブン(Pコード:764-708)
【展示作品】ビーチアニマル14体、ビーチアニマルのパーツ、制作工具など
ビーチアニマルとは
プラスチックチューブで作られ、風を受けて動く「生命体」。
1990年、コンピュータ上の1本の線から始まったビーチアニマルは、翌年には立って歩くようになり、次第に「筋肉」、「神経細胞」を持ち、単純に風を受けて歩くだけではなく、体に積んだペットボトルに空気をため込み、それをはき出して動いたり、自ら杭を打ち込んで体を固定できたり、波打ち際を感知して方向転換できたりと、さまざまな機能を獲得し、進化している。
左の作品
アニマリス・カレンス・ヴェントーサ
風に乗って走るという意味のアニマル。
左の作品
アニマリス・ジェネティクス
交換可能なチューブ(遺伝子)を持つ、5体の群れで生活し、歩行速度の速いアニマルのチューブに交換されていった。
右の作品
アニマリス・オルディス
2007年、世界的な自動車メーカーのテレビCM用に作られた小型のアニマル。
テオ・ヤンセン
1948年、オランダのデンハーグ市・スフェベニンゲンに生まれる。
デルフト大学で物理学を学んだ後、1975年画家に転向する。
1990年、ビーチアニマルの制作を開始する。
2007年、作品が世界的に有名な自動車メーカーのテレビCMに採用される。
2010年、UNEP(国連環境計画)協賛の第1回エコ・フェスティバルにて、エコ・アワードを受賞する。
ソウル(国立果川科学館)、東京(日本未来科学館)で展覧会が開催される。
【主催】テオ・ヤンセン展実行委員会、大分市美術館、大分合同新聞社
【特別協賛】株式会社トキハ
【後援】
オランダ王国大使館、大分県、大分県教育委員会、大分県小学校長会、大分県中学校長会、大分県高等学校校長協会、財団法人大分県私学協会、大分県美術協会、大分県造形教育研究会、大分県産業教育振興会、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、OCT大分ケーブルテレコム、NOSA FM、おおいたインフォメーションハウス
【協力】日本科学未来館、株式会社フジテレビジョン、メディアフォース、株式会社学研教育出版「大人の科学」編集部
【テオ・ヤンセン公式ホームページ】テオ・ヤンセン公式ホームページ(別ウィンドウで開きます)
【観覧者数】141,808名
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
Copyright © OITA CITY. All Rights Reserved.