ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > 過去の展覧会 > 平成23年度(展覧会情報) > 23年度 特別展2「郷土在住作家展5 十時良展/御手洗賢司展」
更新日:2022年11月19日
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十時良 地表の風94-6 1994年 第58回自由美術協会展/平和賞
十時良(大分市在住)は、1933(昭和8)年、東京都三鷹市に生まれました。1944年、長崎市に疎開後、大分市に転居。1954年、大分大学学芸学部美術科を卒業し、中学校の美術科教諭として教壇に立ちました。また、この頃、本格的に油彩画に取り組み、1957年、第21回自由美術協会展に《買い物をする人たち》を初出品して初入選、1966年には第30回自由美術協会展に《生きものによる》を出品して佳作作家賞を受賞、同年、同協会会員に推挙されました。
また、同展には以降も出品を行い、1994年、第58回自由美術協会展では《地表の風94-6》を出品して平和賞を受賞、現在も同展を主舞台として中央での発表を続け、別府現代絵画展、青木繁記念大賞公募展等のコンクール展で入選・入賞しています。
本展では、1950年代の「人」、1970年代後半からの「風景」、1990年代からの「風」、近年の「空」などのシリーズから、109点の油彩画と関連資料を展示し、洋画家十時良の活動の全容を紹介しました。
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御手洗賢司 家族 2006年 第80回記念国展
御手洗賢司(大分市在住)は、1934(昭和9)年、宮崎県延岡市に生まれました。武蔵野美術専門学校を中退後、開学当初の大分県立芸術短期大学で学び、卒業後は、中学校の美術科教諭として教壇に立ちました。また、この頃、本格的に油彩画に取り組み、大分県美術展で、1966年、会員努力賞、1984年には20周年記念賞・OG賞を受賞しました。
また、宇治山哲平の勧めで、1985年の第59回国展に《予感(円卓)》を初出品して新人賞を受賞。1998年には第72回国展に《TOROS》を出品して安田火災美術財団奨励賞を受賞し、同年、同会会員に推挙され、現在も同展を主舞台として中央での発表を続け、安田火災美術財団奨励賞展、別府現代絵画展等のコンクール展で入選・入賞しています。
本展では、1970年代の「パイプ」、1980年代の「予感」、1995年以降の「TOROS(闘牛)」などのシリーズから、124点の油彩画と関連資料を展示し、洋画家御手洗賢司の活動の全容を紹介しました。
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