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更新日:2011年3月29日

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22年度 特別展4「秋山庄太郎 花逍遙-366日展」

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秋山庄太郎 花逍遙-366日展

戦後間もなく写真家としての道を歩み始めた、秋山庄太郎(1920-2003)。女性の魅力を独特の感覚で引き出すポートレートで幅広い人気を博し、わが国写真界で最も注目される写真家となりました。表紙撮影を担当した週刊誌や月刊誌は売上部数を伸ばし、最盛期には手がけた定期刊行物は30誌に及んでいます。

一方、1960年の渡欧を契機に「花」の魅力に強く惹かれるようになり、1965年頃から没年に至るまで、ライフワークとして「花」の「美」の具現化に挑み続けました。スタジオでは、生け花の素養を活かしながら緻密な描写で「花」の造形美に迫り、屋外では、35mm一眼レフカメラの機動性を活かして、移ろいゆく自然の中に佇む「花」の一瞬の情緒美を捉えました。

こうした秋山写真芸術の集大成となったのが、晩年に取り組んだ「365日シリーズ」です。1990年の第1作《花-365日》から1997年の最終作《薔薇よ!Rose365》まで全6作に及ぶ同シリーズは、それぞれ「花」を主体に約365点の作品で構成され、いずれも大きな反響を呼びました。

本展では、この「365日シリーズ」の中から、1993年に発表された《花逍遙-366日》の全作品を一堂に展示。国内外で捉えた四季の「花」や「風景」作品を通じて、秋山が晩年に達した「美」の境地を紹介しました。

【会期】平成22年9月8日(水曜日)~10月17日(日曜日)

【開館時間】午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)

【休館日】9月13日(月曜日)、21日(火曜日)、27日(月曜日)、10月12日(火曜日)

【観覧料】一般800(600)円/高校生・大学生600(400)円
※中学生以下は市内、市外を問わず無料です。
※()内は団体(20人以上)料金です。
※上記観覧料で、常設展も併せてご覧いただけます。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。
※本展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用になれます。

【会場】大分市美術館/企画展示室1、2

【主催】大分市美術館、大分合同新聞社

【後援】NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、OCT大分ケーブルテレコム

【協力】秋山庄太郎写真芸術館、秋山庄太郎写真芸術協会

【展示作品】秋山庄太郎《花逍遙-366日》

【講演会】

  • 第1回
    日時/平成22年9月8日(水曜日)午後1時30分~3時
    講師/上野正人氏(秋山庄太郎写真芸術館長)
    テーマ/秋山庄太郎と写真芸術
    場所/大分市美術館ハイビジョンホール
    参加者/166人(講演会後の展示解説参加者38名を含む)
  • 第2回
    日時/平成22年9月17日(金曜日)午後1時30分~3時
    講師/大崎輝彦氏(大分県美術協会写真部会長)
    演題/秋山庄太郎の思い出
    場所/大分市美術館ハイビジョンホール
    参加者/103人(講演会後の展示解説参加者24名を含む)

【展示解説】
日時/会期中毎週水曜日午後2時~(1時間程度)
場所/企画展示室
のべ参加者/79人

【観覧者数】6,632人

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お問い合わせ

教育委員会事務局教育部美術館 美術振興課 

電話番号:(097)554-5800

ファクス:(097)554-5811

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