ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > 過去の展覧会 > 平成20年度(展覧会情報) > 平成20年度 特別展3「開館10周年記念 山寺 後藤美術館所蔵 ヨーロッパ絵画名作展 -ロココからバルビゾン派へ-」のご案内
更新日:2016年8月31日
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ロココから
新古典主義、写実主義
そしてバルビゾン派へ
フランス美術200年の
あゆみを一堂に
《会期》
平成20年7月1日(火曜日)~8月31日(日曜日)
《開館時間》
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
《休館日》
7月14日(月曜日)のみ
《会場》
企画展示室
《主催》
大分市美術館、大分合同新聞社
《後援》
NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、大分ケーブルテレコム、エフエム大分
《協力》
山寺 後藤美術館
右上の作品
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー「サン=ニコラ=レ=ザラスの川辺」
右下の作品
シャルル=エミール・ジャック「月夜の羊飼い」
フランスにおいては、18世紀中期以後の快楽的で官能的な女性像を中心とした貴族趣味の強いロココ美術、18世紀後半から19世紀初頭のギリシア、ローマの理想美を探求した新古典主義、19世紀前半の小説や異国的なロマン性を大胆な色彩で表現したロマン主義、19世紀中期の現実に目を向け、人間の本質に迫ったクールベに代表される写実主義、都市生活を嫌い、田園の暮らしに意味を見出したバルビゾン派などの美術潮流が次々と生まれ、この時代に台頭した画家たちは、ヨーロッパ美術の時代の先導者となりました。
こうした流れの中、1664年に創立されたアカデミーは18世紀以降、定期的な展覧会(サロン)の開催や素描を主体とする教育等により、新たな美術の担い手たちを育成し、フランス社会において確固たる地位を保ち続けました。
本展では、山形県にある山寺 後藤美術館の所蔵品から精選した70余点により、18世紀のブーシェをはじめとするロココから19世紀のコローやミレーなどのバルビゾン派まで、美術史に燦然と輝くフランス絵画の歩みをたどり、併せてアカデミーに属した画家たちの活躍の状況並びに、同時代のイギリスやオランダの風景画、スペインの宗教画などをターナーやコンスタブル、ムリーリョなどの作品により紹介します。
《展示内容》
油彩画70点 パステル1点、水彩1点、版画6点 計78点
出品作家
フランソワ・ブーシェ、ジャン=バティスト=カミーユ・コロー、テオドール・ルソー、ジャン=フランソワ・ミレー、ギュスターヴ・クールベ、ジョゼフ=マラード=ウィリアム・ターナー等53作家
右下の作品
ジャン=マルク・ナティエ「落ちついた青色の服」
《展示解説》(観覧料(かんらんりょう)が必要です)
日時 会期中毎週水曜日午後2時~
場所 企画展示室
担当 美術館職員(しょくいん)
観覧料
一般:1,000(800)円、高・大生:700(500)円、
中学生以下は市内・市外を問わず無料
※()内は団体(20名以上)料金。
※上記料金又は「大分市美術館年間パスポート」により[サマー企画]アート・ワンダーランド2008きて みて かんじて アートのこころもご覧になれます。
※「大分市美術館年間パスポート」は、一般2,400円・高大生1,600円で購入いただけます。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者は無料(入館時に受付で手帳をご提示ください)
※本展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用いただけます。
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