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更新日:2016年8月31日

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平成19年度 特別展5「広重・北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展-歌麿・写楽から幕末バラエティーまで-」のご案内

歌川広重「東海道五拾三次 日本橋」の画像《会期》
平成19年11月2日(金曜日)~12月16日(日曜日)

《開館時間》
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
※11月2日(金曜日)、3日(土曜日)は午後8時まで夜間開館します

《休館日》
11月12日(月曜日)、19日(月曜日)、26日(月曜日)、12月10日(月曜日)

《会場》
企画展示室

右上の作品 歌川広重「東海道五拾三次 日本橋」1833~34年
下の作品 葛飾北斎「富嶽三十六景 尾州不二見原」(びしゅうふじみはら)1831年頃
※画像の無断転載不可

葛飾北斎「富嶽三十六景尾州不二見原」(びしゅうふじみはら)の画像

浮世絵は主に町人が楽しみ、憧(あこが)れた絵で、庶民の風俗(ふうぞく)、役者や美人、日本各地の名所などが、色彩豊かに描き出されました。とりわけ、江戸中期以降は、版画技法も発達し、後期に至って、浮世絵は最盛期(さいせいき)を迎(むか)えました。
歌川広重(うたがわひろしげ)、葛飾北斎(かつしかほくさい)に代表される「風景画」に加え、「美人画」、「役者絵」といった浮世絵三大テーマが確立、さらに幕末には、時代の急速な展開、揺れる世情を反映(はんえい)し、奇っ怪な「妖怪絵(ようかいえ)」、ユーモア溢(あふ)れる「だまし絵」、欧米への関心を示す「横浜絵」等、さまざまな趣向(しゅこう)の作品が次々に生み出されました。
本展では、鳥居清長(とりいきよなが)、喜多川歌麿(きたがわうたまろ)に代表される「美人画」、東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)、歌川豊国(うたがわとよくに)らの「役者絵」から、幕末期の歌川広重の名作「東海道五拾三次」、葛飾北斎の「風景画」、歌川国芳(くによし)の「妖怪絵」等に至る、最盛期の名品260点により、活力と創意に溢(あふ)れる浮世絵の多彩な世界をご紹介します。

右下の作品
東洲斎写楽(しゃらく)「四代目岩井半四郎の乳母 重の井」1794年
※画像の無断転載不可

《展示内容》
広重・北斎それぞれの東海道五十三次と浮世絵の名品260点(特別出品33点含む)

東洲斎写楽(しゃらく)「四代目岩井半四郎の乳母重の井」の画像

《第1部 広重と北斎の東海道五十三次》

  • 歌川広重(うたがわひろしげ)「東海道五拾三次 保永堂版」55枚 1833~34年
  • 葛飾北斎他「東海道五十三次」55枚 19世紀初め頃ほか

《第2部旅模様・東海道中膝栗毛(ひざくりげ)》

  • 三代歌川豊国「東海道五十三次之内江尻」19世紀中頃 ほか

《第3部ゴッホと広重》

  • 歌川広重「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」(かめどうめやしき)1856~58年
  • 歌川広重「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」1856~58年 ほか

《第4部黄金期の浮世絵名品アラカルト》

  • 鳥居清長「隅田川料亭」(すみだがわりょうてい)18世紀後半~19世紀前半
  • 東洲斎写楽「四代目岩井半四郎の乳母 重の井」1794年
  • 喜多川歌麿「美人五面相 実があり相」1801~04年
  • 葛飾北斎「富嶽三十六景 尾州不二見原」(びしゅうふじみはら)1831年頃 ほか

《第5部幕末バラエティ-》

  • 歌川広重「即興かげぼし尽くし」1840~42年
  • 歌川国芳(くによし)「相馬の古内裏 滝夜叉姫」1844~48年
  • 歌川芳藤「子猫あつまって大猫となる」19世紀後半頃 ほか

《展示解説》(観覧券(かんらんけん)が必要です)
日時 会期中毎週水曜日、11月18日(日曜日)、12月2日(日曜日)午後2時~
場所 企画展示室
担当 美術館職員(しょくいん)

《映画上映会》(無料)
日時 11月11日(日曜日)、17日(土曜日)、12月1日(土曜日)、8日(土曜日)、9日(日曜日)、15日(土曜日)午後2時~
場所 研修室
上映作品 浮世絵にみる町人のくらし(30分)、浮世絵と歌川広重(22分)
定員100名(先着順)

観覧料
一般:800(600)円、高・大生:600(400)円、中学生以下無料
※()内は団体(20名以上)料金。
※上記観覧料にて常設展示室1~4もご覧になれます。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者は無料(入館時に受付で手帳をご提示ください)
※本展は「大分市美術館 年間パスポート」がご利用いただけます。

お問い合わせ

教育委員会事務局教育部美術館 美術振興課 

電話番号:(097)554-5800

ファクス:(097)554-5811

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