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更新日:2016年9月1日

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平成18年度 特別展3「京都国立近代美術館所蔵名品展 日本画100年のきらめき<栖鳳・大観・春草・松園そして福田平八郎、加山又造、平山郁夫>」のご案内

福田平八郎「花の習作」の画像《会期》
平成18年10月6日(金曜日)~11月19日(日曜日)

《開館時間》
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
※11月3日(金曜日)、4日(土曜日)、11日(土曜日)は午後8時まで夜間開館します

《休館日》
10月10日(火曜日)、16日(月曜日)、23日(月曜日)、30日(月曜日)、11月13日(月曜日)

《会場》
企画展示室

右上の作品 福田平八郎「花の習作」1961(昭和36)年
下の作品 竹内栖鳳(せいほう)「若き家鴨」(あひる)<部分>1937(昭和12)年

竹内栖鳳(せいほう)「若き家鴨(あひる)」の画像明治時代を迎え、洋画が急速に導入される一方、フェノロサ、岡倉天心を中心とした新日本画運動も勢いを増し、東京の横山大観(たいかん)、菱田春草(しゅんそう])、京都の竹内栖鳳(せいほう)らが伝統に立脚(りっきゃく)しながら、新しい洋画的表現を取り入れるなど、日本画も新しい方向へと向かいました。
明治末以降は、院展で大観、春草らを軸に速水御舟(ぎょしゅう)、安田靫彦(ゆきひこ)らが活躍、官設展(文展など)では、栖鳳以下、上村松園(うえむらしょうえん)、鏑木清方(かぶらききよかた)、福田平八郎らが活躍し、さらに京都では1918(大正7)年に設立され、1928(昭和3)年まで続いた国画創作協会において土田麦僊(ばくせん)、小野竹喬(ちっきょう)ら新世代の作家が注目を集めました。
また戦後では、創造美術の秋野不矩(ふく)、加山又造らに代表される新しい世代が台頭(たいとう)する一方、日展や院展などでは広汎(こうはん)にわたる作家達が、多彩な作品を発表して行きました。
本展では本市名誉市民福田平八郎ゆかりの京都画壇(がだん)を中心に、こうした作家達の輝かしい活躍の跡を、京都国立近代美術館所蔵の名品60余点によりご紹介します。

右下の作品
上村松園(しょうえん)「舞仕度」(まいじたく)1914(大正3)年

《展示内容》
京都国立近代美術館が所蔵する近現代日本画の名品60余点

上村松園(しょうえん)「舞仕度(まいじたく)」の画像《第1部近代日本画のあけぼの》

  • 竹内栖鳳(せいほう)「羅馬古城図」(ろーまこじょうず)1901(明治34)年
  • 横山大観(たいかん)・菱田春草(しゅんそう)「帰路・入船」(きろ・にゅうせん)1902(明治35)年
  • 山元春挙(しゅんきょ)「春夏秋冬」(しゅんかしゅうとう)1913(大正2)年ほか

《第2部国画創作協会とその周辺》

  • 小野竹喬(ちっきょう)「村道(北国の田舎道)」1923(大正12)年
  • 土田麦僊(ばくせん)「鶉」(うずら)1926(昭和元)年
  • 入江波光(はこう)「釣舟(風浪漁舟)」(つりふねふうろうぎょしゅう)1939(昭和14)年
  • 甲斐庄楠音(かいのしょうただおと)「裸婦」(らふ)1921(大正10)年頃ほか

《第3部官展、院展の新世代》

  • 上村松園(しょうえん)「舞仕度」(まいじたく)1914(大正3)年
  • 堂本印象(いんしょう)「訶梨帝母」(かりていも)1922(大正11)年
  • 速水御舟(ぎょしゅう)「秋茄子と黒茶碗」(あきなすとくろじゃわん)1921(大正10)年
  • 小林古径(こけい)「琴」1927(昭和2)年
  • 福田平八郎「花菖蒲」(はなしょうぶ)1934(昭和9)年
  • 鏑木清方(かぶらききよかた)「たけくらべの美登利」(みどり)1940(昭和15)年 ほか

《第4部戦後の展開》

  • 小倉遊亀(おぐらゆき)「舞妓」1969(昭和44)年
  • 秋野不矩(ふく)「カミの泉II」1976(昭和51)年
  • 安田靫彦(ゆきひこ)「富士朝暾」(ちょうとん)1974(昭和49)年
  • 平山郁夫(いくお)「画禅院青邨先生還浄図」(がぜんいんせいそんせんせいげんじょうず)1979(昭和54)年
  • 加山又造「黄山湧雲」(こうざんゆううん)1982(昭和57)年
  • 広田多津(たつ)「想」1988(昭和63)年 ほか

《講演会》(聴講(ちょうこう)無料)
日時 10月14日(土曜日)午後2時~
場所 ハイビジョンホール
講師 美術評論家 島田康寬(やすひろ)氏
演題 近代日本画の展開 京都画壇を中心に
定員 80名(先着順)

《展示解説》(観覧券(かんらんけん)が必要です)
日時 会期中毎週水曜日、10月7日(土曜日)、21日(土曜日)午後2時~
場所 企画展示室
担当 美術館職員(しょくいん)

《映画上映会》(無料)
日時 10月8日(日曜日)、22日(日曜日)、29日(日曜日)、11月12日(日曜日)午後1時30分~
場所 研修室
上映作品 横山大観(34分)、壁画よみがえる(45分)
定員 100名(先着順)

観覧料
一般:1000(800)円、高・大生:700(500)円、中学生以下無料
※()内は団体(20名以上)料金。
※上記観覧料にて常設展示室1~4もご覧になれます。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者は無料(入館時に受付で手帳をご提示ください)

お問い合わせ

教育委員会事務局教育部美術館 美術振興課 

電話番号:(097)554-5800

ファクス:(097)554-5811

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