大分市歴史資料館 2019年度テーマ展示第3回「江戸・明治の木版画」

日本の木版画は、江戸時代に本の挿絵として登場したのが始まりと言われています。当初は墨一色の絵でしたが、後に多色刷りの色鮮やかな錦絵へと発展していきました。

こうした木版画には、本の挿絵や今日の新聞に当たる瓦版、名所や武者を書いた浮世絵、双六や影絵などの玩具絵など、さまざまなものがあります。

本展示では、江戸から明治時代にかけて作られた木版画を通して、その魅力を紹介します。

会期

1月25日（土曜日）～3月29日（日曜日）  ※会期中に一部資料の入替えを行います。

前期：1月25日（土曜日）～令和2年2月24日（日曜日）、後期：2月26日（水曜日）～3月29日（日曜日）

会期中の休館日

• 1月27日（月曜日）
• 2月4日（火曜日）、2月10日（月曜日）、2月12日（水曜日）、2月17日（月曜日）、2月25日（火曜日）
• 3月3日（火曜日）、3月9日（月曜日）、3月16日（月曜日）、3月23日（月曜日）

開館時間        

午前9時から午後5時まで（入館は午後4時30分まで）

観覧料

• 大人210円（団体150円）
• 高校生100円（団体50円）
• 中学生以下は無料
  ※団体は20人以上
  ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者は無料。入館時に受付で手帳を提示してください。

展示解説講座

• 日時：2月9日（日曜日）午後2時～
• 料金：無料 ※講座に参加した方は観覧料が無料になります
• 申込み：事前に申込みは必要ありません                                                                             

会期中の展示資料変更について

本展では、期間中に展示資料の一部を変更します。変更内容については下記の通りです。

前期 令和2年1月25日（土曜日）から2月24日（月曜日）

「勧進大相撲土俵入之図」 中根家・大分市	「尾張屋内長登」 中根家・大分市
「六ツヶ峰岩之助」 中根家・大分市	「扇屋内三十六番続 今容女歌仙」 中根家・大分市
「白真弓肥太右衛門」中根家・大分市	「瀬川菊之蒸 関三十郎 市川團十郎」 中根家・大分市

 

後期 令和2年2月26日（水曜日）から3月29日（日曜日）

「勧進大角力取組図」 中根家・大分市	「勧進大相撲興行之図」 中根家・大分市
「寶川石五郎」 中根家・大分市	「源氏一二条 空蝉」 中根家・大分市
「角玉屋内花紫」 中根家・大分市	「炊々楼 由良之助遊戯」 中根家・大分市

展示に関係する体験について

影絵あそび

初代歌川広重の「即興かげぼし尽くし」に描かれている影絵などを体験して、記念写真を撮ることができます。

日時

開催期間中の土曜日、日曜日、祝日の午前10時～午前11時30分、午後2時～午後3時30分

※2月1日（土曜日）、2月15日（土曜日）、3月14日（土曜日）につきましては、午前10時～午後0時30分、午後2時～午後4時30分

  「石灯篭」「即興かげぼし尽くし」 中根家・大分市                                         影絵あそびの様子

木版画（錦絵）体験

色鮮やかな木版画（錦絵）がどのように刷られるのかを、スタンプを使って体験できるコーナーです。完成した作品はお持ち帰りできます。

 

        色鮮やかな木版画を完成させよう！                                                                                     完成品見本     

 ダウンロード

大分市歴史資料館ニュースvol.123（PDF：2,117KB）