ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 歴史 > 展覧会 > テーマ展示 > これまでに開催されたテーマ展示 > 大分市歴史資料館 2019年度テーマ展示第1回「解体新書の世界」
更新日:2020年4月1日
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『解体新書』は、安永3年(1774)に中津藩の蘭学者である前野良沢や小浜藩の蘭方医である杉田玄白らによって出版された日本初の本格的な西洋医学書の翻訳書です。この出版を契機に、オランダ語を通じて伝わった西洋の学術である蘭学が盛んになりました。そして、蘭学のなかの自然科学の知識や技術は、日本の本草学や農学といった実学(経験的・実証的な学問)にも大きな刺激を与えました。
本テーマ展では、日本医学の発展に大いに寄与した『解体新書』と、その影響の広がりをさまざまな資料から紹介します。
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