おおいた市議会だより 196号 令和5年2月1日 発 行/大 分 市 議 会 編 集/広 報 委 員 会 電話番号  097-537-5645 ファクス 097-537-5657 コンテンツ おもな内容 P2 クローズアップ議会 議会の目 「大分市若者応援条例」を制定~若者の持つ活力が循環するまちの実現を目指して~ クローズアップ議会 議会の目  P2 市民意見交換会 P3 一般質問 -市民の声を反映- P4~P8 特別委員会報告 P9 行政視察報告 常任委員会審査結果 P10 第4回定例会議決結果 P11 請願・陳情審査結果 賛否一覧表 P12 編集後記 令和4年第4回定例会の概要 開会日 会期を12月14日までと決定し、大分市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についてなど35議案を上程し、市長の提案理由説明を受けました。 一般質問  追加提出議案を上程した後、24名の議員が、西部海岸地区憩い・交流拠点施設「たのうらら」におけるにぎわい創出やパートナーシップ宣誓制度などについて質問しました。また陳情5件を上程し、議案とともに各常任委員会に付託しました。 委員会  各常任委員会では、議案、陳情など付託された案件の審査を行いました。 議案をピックアップ 議第104号 大分市水道事業給水条例の一部改正について (建設常任委員会)  この議案は、ななせダムの運用開始に伴って、より多くの水道水を安定して給水できるようになったことから、利用者の新規水需要の拡大につながるよう水道料金体系を見直し、令和5年4月から水道料金のうち、従量料金の逓増度を緩和しようとするものです。 閉会日  各常任委員長が付託議案等の審査結果の報告を行い、質疑、討論、採決の結果、委員長報告のとおり可決しました。その後、議員提出の2議案を可決し、閉会しました。 クローズアップ議会 議会の目 ‌社会全体で若者の活躍を応援します!!‌「大分市若者応援条例」を制定 議員政策研究会 会長 あべごうしろう  大分市議会議員政策研究会では、少子高齢化や、進学・就職による若者の流出などを踏まえて、社会の担い手の減少やまちの活力の低下などが課題であると考え、若者の社会への参画を後押しするため、令和3年6月から「(仮称)大分市若者参画条例」の制定を目指して取り組むこととしました。その後、具体的な調査研究を行う推進チームを中心に、若者をはじめとする関係者との意見交換やパブリックコメントなどでいただいた御意見を踏まえて議論を進めてきました。  約1年6か月に及ぶ調査研究を経て、若者の成長及び社会参画を促進し、若者の持つ活力が循環するまちを実現したいとの思いを込め、名称を「大分市若者応援条例」とし、令和4年12月の第4回定例会において議員提案で上程し、可決しました。  これまでに御意見をくださった皆様に感謝するとともに、今後とも御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 大分市若者応援条例の一部を紹介します 目的 第1条 若者の活躍推進に関する基本理念を定める。 若者の活躍を推進するため、若者、市民、地域コミュニティ、学校等、事業者、市民活動団体の役割や市の責務を明らかにする。 若者の成長及び社会参画の促進を図り、若者の持つ活力が循環するまちの実現を図る。 定義 第2条 若者 おおむね16歳から29歳までの者をいう。 基本理念 第3条 若者が社会の担い手であることを認識し、社会で活躍できるよう社会的機運を醸成する。 若者の意見及び自主性を尊重しつつ、自主的活動に対して必要な支援を行う。 若者の役割 第4条 暮らす地域に関心を深め、地域コミュニティや市の取組に積極的に参加又は協力することに努める。 自主的活動に取り組み、能力と行動力を発揮するよう努める。 市の責務 第10条 若者の活躍推進に関する施策を総合的かつ計画的に実施する。 若者の活躍を推進するための環境整備を図る。 施策の基本となる事項 第12条 若者の意見の収集 若者の社会参画の仕組み 若者の自主的な活動に対する支援及び協力 交流及び連携 広報及び啓発 議会の取組等 第13条 市の施策が効果的に推進されるよう監視・評価を行い、必要に応じて提言等を行う。 若者と交流する機会を設け、若者の政治参画に対する意識の醸成や意見の把握に努める。 ※内容については、条文を抜粋又は要約したものとなっています。 3年ぶりに市民意見交換会を開催 議会活性化推進会議 会長 ながたみちお  大分市議会では、令和4年11月7日から12日までの間、市内13会場で市民意見交換会を開催し、延べ364人の皆様に御参加いただきました。  新型コロナウイルス感染症の影響により、過去2年間、開催中止を余儀なくされておりましたが、今年度は、皆様の御協力のおかげで、3年ぶりに開催することができました。  13回目となった今回の市民意見交換会では、大分市議会議員政策研究会において調査研究を行っている「(仮称)大分市若者参画条例」をテーマにした意見交換の時間を設け、多くの貴重な御意見を頂くとともに、「市議会及び市政への意見」では、市政全般にわたる様々な御意見、御質問を頂きました。  頂いた御意見等については、委員会等において市担当部局に質問や確認などを行う中で検討し、その結果を議会ホームページや支所、公民館等で公表することとしておりますので、ぜひ御覧いただきたいと思います。  今後も、このような取組を通し、開かれた大分市議会を目指していきます。 市民意見交換会 会場アンケート ~議会に期待すること~(抜粋) ・‌多くの角度から意見を聞いて、市民など、議会に入っていない人を交えて、様々なことを決めてもらいたい。 ・‌議会と市民との交流、意見交換はもっと必要と思われる。もっとこのような機会、情報発信を増やしてほしい。 ・‌地域住民の細かなニーズに応えることや、まちづくりに関して協力していただき、住みよい地域づくりを行ってほしい。 ・‌大分市民全体が幸せになれる意見を市政に反映してほしい。 ・‌活発な議論をより公開し、市民に市政について考える機会と選択肢を提供してもらいたい。 今後、議会が開催する市民意見交換会に参加したいと思うか 参加したい 30% 機会があれば参加したい 52% あまり参加したいと思わない 6% 参加したくない 1% わからない 3% 無回答 8% 意見交換会の参加について 今回はじめて参加した 45% 過去に参加したことがある 54% 無回答 1% テーマを設定した意見交換を行うことについて 良かった 50% どちらとも言えない 24% テーマ設定は必要ない 12% 無回答 14% 一般質問 市民の声を反映  第4回定例会で24名の議員が一般質問を行いました。その主なものを要約して掲載しています。 避難所に特化した防災訓練の実施を 自由民主党 あだちよしひろ 質問 避難所の開設・運営について、わさだ地区のむなかた校区では令和2年に避難所開設・運営訓練を、令和4年に避難所運営・連携訓練を実施しており、避難所開設や運営のノウハウが蓄積されている。災害時対応の備えとして、全市的に避難所に特化した防災訓練を実施してはどうか。 総務部長 避難所運営を円滑に行うためには、避難者の協力体制が必要であり、地域で避難所運営訓練を実施し、必要な組織や役割を確認しておくことは極めて重要と考える。本市では、自主防災組織による校区単位での避難所開設・運営訓練の実施時に、求めに応じて市職員が訓練参加し助言等を行うなどの支援を行っている。今後とも多くの地域において避難所運営訓練が実施されるよう努めていく。 自殺対策SNS相談事業の連携自治体について 公明党 はしもとたかひろ 質問 自殺対策SNS相談事業における連携自治体について、本市も検討してはどうか。 福祉保健部長 自殺対策SNS相談事業については、対面や電話によるコミュニケーションが苦手な方や、SNSを利用する頻度の高い若い世代に対しては、大変使いやすいツールであり、具体的な支援に迅速につなげるための入口となることが大きく期待される事業であると認識している。一方で、具体的支援の調整を担う専任職員の配置や連携体制の構築等、実施に向けては課題もある。現在、大分県においては県民を対象にチャットを利用した独自のSNS相談事業を展開しているところであり、その評価や本事業導入に関する国や県、他都市の動向を注視していく。 地域医療に必要な医療機器購入の支援について 自由民主党 ながのたつお 質問 地域医療に頑張っている医院が身近にあってこそ市民の命が守られ安心して暮らせると考える。物価高の影響による診療材料の値上げや新たな医療機器購入に苦慮している医院に対して、本市独自の支援を行ってはどうか。 福祉保健部長 新型コロナウイルス感染症の影響による受診控え等により医療機関の経営環境が悪化していることは認識している。本市では、過疎地域における医療機器の購入補助等を行っているが、市内全域における安定的な医療提供体制を維持することは何より重要であり、地域ごとの医療機関の外来医療機能の偏在等を解消するため、県の外来医療計画における医療機器の効率的な活用に関する考え方等を参考に支援策を研究していきたい。 TNR※への補助金増額による地域猫活動の促進を ※TNR(トラップ・ニューター・リターン)を略した言葉で、捕獲器などで野良猫を捕獲し、不妊・去勢手術を行い、元の場所に戻すこと 立憲民主クラブ スカルリーパー・エイジ 質問 地域猫として認定されない野良猫は放置すると地域にとって迷惑な存在になりかねず、さらに数が増えていく。行政に代わって、地域猫をしっかりと管理する活動団体が取り組むTNRの不妊去勢手術に対して、現在、費用の半額を補助しているが、負担が大きい。全額を補助すべきと考えるが、見解は。 福祉保健部長 現在、県のさくら猫プロジェクトがあることから、おおいた動物愛護センターに猫が持ち込まれた場合は、手術費用の負担はないが、県は本プロジェクトを期間限定と考えている。本市としてはプロジェクトが廃止、変更された場合でも地域猫活動を継続、促進する必要があると考えていることから、今後補助額の増額についても検討していきたい。 居住支援協議会の設立について 公明党 かわべひろこ 質問 今年度2回開催された居住支援ネットワーク会議の状況と居住支援協議会の設立に向けたスケジュールについて聞きたい。 土木建築部長 大分市居住支援ネットワーク会議では、住宅確保要配慮者の希望する住まいへの円滑な入居や生活支援までの支援連絡体制について協議した。第1回会議では大分県居住支援アドバイザーによる講演会を、第2回会議ではグループワークを実施し、高齢者等の住宅確保等について関係機関と課題を共有し連携して解決する取組等の議論を行った。居住支援協議会の設立については、策定中の大分市住生活基本計画の重点項目に住宅確保要配慮者への居住支援の促進を挙げ、関係機関等との課題の共有や協議を行い設立に向け検討していきたい。 公共トイレの整備について 無所属 いわかわよしえ 質問 地区公民館のトイレを高齢者が安心して使用するための洋式化などの改修についての見解と、市庁舎におけるオストメイト対応トイレや多目的トイレの設置や対応の状況等について聞きたい。 市民部長 地区公民館のトイレの整備については、利用者のニーズ等を踏まえて順次行っていく。 財務部長 本庁舎と第2庁舎の多目的トイレ3箇所のうち1箇所にオストメイト対応トイレを設置しているが、残りの2箇所についても早期に対応したい。現在、一般のトイレを利用できる方へは多目的トイレの長時間の利用を控えるよう促しているが、今後は、マナー向上のお願いや庁舎内の位置図をホームページに掲載するなど、掲載内容の充実に努める。 新環境センターの整備方針について 社会民主クラブ みやべかずひろ 質問 新環境センター整備に向けた5つの方針が示されているが、その中に「市民に開かれた施設」とある。具体的にどのようなものを指しているのか聞きたい。 環境部長 市民に環境への興味を持ってもらえるよう、広域6市の環境部局や教育委員会、建設予定地周辺小学校の児童や先生方の意見を取り入れた環境啓発プログラムを作成するなど、環境問題や地球温暖化等の学習ができる環境づくりに努めている。また、地域振興に尽力し、新たな価値をもたらす施設となるよう、余剰熱利用施設や多目的広場等の附帯施設も整備することとしている。今後も、積極的な情報発信に努め、新環境センターが市民に理解され、信頼される施設となることを目指す。 降下ばいじんの管理目標値の引下げを 日本共産党 さいとうゆみこ 質問 にっぽんせいてつの降下ばいじんについては、要請や要望を繰り返し行い、対策強化を求めてきた。工場設備の更新等、継続的な対策が行われているが、日常生活への影響が著しく減ったという状況ではない。現在、降下ばいじんの管理目標値は月1平方キロメートル当たり6トンであるが、一刻も早く目標値を引下げ、対策を市民に示すべきと考えるが見解は。 環境部長 公害防止に関する細目協定については令和4年12月7日に改正協定を締結した。管理目標値を、現行の6トンから5・5トンへ見直し、適用開始時期を、第2コークス炉の稼働後からとしている。今後も、引続きばいじん等の一層の低減に向けた指導を行い、市民の健康の保護と生活環境の保全に努めていきたい。 公用車の効率管理について 公明党 くにむねひろし 質問 ゼロカーボン社会の実現に向け、公用車の電動化が必要と考えているが、蓄電池として災害時での活用や休日等に公用車を貸し出すカーシェアリング事業での活用状況は。また、電動化の利点を考慮した基本方針や計画を策定してはどうか。 財務部長 カーボンニュートラルを目指す動きは世界共通の課題となっている。公用車の電動化を引き続き推進する必要があり、災害時に非常用電源として活用できる体制整備をしている。また、カーシェアリング事業は、既に導入している他都市の状況を調査し、導入の可能性を検討したい。公用車の電動化は避けて通れない課題と認識しているが、車両価格が高額であるといった課題等を整理し、基本方針や計画の策定を検討したい。 「小さないのちとママ」を守るための支援を 立憲民主クラブ うつのみやようこ 質問 予期せぬ妊娠や未婚、未成年など周囲の理解を得にくい場合や妊娠そのものに大きな葛藤を抱えるなど、誰かに相談することすらできず孤立する妊婦がいる。医療機関にかからず出産する飛び込み出産や自宅等での自力出産など母子共に命の危険にさらされる出産は決してゼロではなく、その後の乳児の虐待死につながるケースもある。「小さないのちとママ」を守るため、孤立する妊婦の支援が何よりも必要であるが見解は。 子どもすこやか部長 孤立する妊婦について、その状況が懸念される。周囲の気づきや、ちゅうちょなく保健所等へ連絡していただくことが重要であることから、一層の周知・啓発を行い、一人でも多くの困難を抱えた妊婦が孤立することのないよう努めていく。 病児保育事業について 社会民主クラブ かいたかゆき 質問 病児保育事業における「あずかるこちゃん※」導入のICT化と、広域化の成果及び施設の継続に向けて、本市の見解は。 ※あずかるこちゃん…病児保育施設の予約をスマホひとつで24時間いつでも簡単に申し込める病児保育ネット予約サービス 子どもすこやか部長 病児保育事業のICT化によりパソコンやスマホから施設の空き情報を24時間確認でき、予約・キャンセルのオンライン申請が可能となったことと、広域化により居住地以外の施設も利用可能となったことで、利用者においては利便性の向上、事業者においては経営の安定化等につながったと考えている。安定的な事業運営を図るため、令和3年度は利用児童数の変動によらない基本分の単価を約二〇〇万円引き上げるなどした。大分市病児保育事業事務連絡会議で経営状態などを直接聞き取る中で、事業継続に向けて課題の把握に努める。 新たな施策を推進するための県との連携は 自由民主党 ながたみちお 質問 宇宙関連産業への支援をはじめとした新たな施策を推進する場合、県との連携が不可欠であると考える。県との連携について、本市として、どのように考えているのか、見解を聞く。 市長 これまで企業誘致、新型コロナウイルス感染症対策など、県と連携、協力をしながら取組を進めてきた。また、特に新しい施策については、知事との間に政策協議という場を設けて、今までに8回協議を行ってきた。今後も、特に新しい施策に取り組む場合には、基礎自治体である本市と広域行政を担う県との間で、基本方針や役割分担などについて、率直な意見交換を行い、共に協力しながら取り組んでいくことが重要であると考えている。 車椅子使用者の駐車スペースの適正利用について 無所属 えとうえんよう 質問 車椅子使用者の駐車施設を市民等が不適正に利用し、本来使用すべき障害者が利用できていない。これにより障害者の外出機会を抑制しているとすれば、本市が共生社会の実現を目指していると言えるのか。駐車場音声案内システムは、民間が取り組む前に公共施設が先例となる課題であった。車椅子使用者が自由に移動できるように音声案内システムの導入を提案する。 都市計画部長 駐車場音声案内システムは、一部民間施設に導入されており、不適正な駐車に対し有効な対策であると認識している。現在、本市が所有する施設では導入していないが、車椅子使用者駐車施設の使用状況の確認やニーズを把握する中で、不適正な駐車対策に取り組んでいく。 孫の育児のために取得できる特別休暇制度の導入を 公明党 いまやまひろゆき 質問 近年、核家族化が進み、共働き世帯が増加している。夫婦間の協力はもちろんのこと、祖父母も積極的に孫の育児に関わり、子育て世帯を支援する必要があると考える。職員の定年年齢が段階的に引き上げられる中、祖父母となる職員が増加することが見込まれることから、孫の育児のために取得できる特別休暇制度を導入すべきと考えるが見解は。 総務部長 本市としては、積極的に育児に参加したいという職員の意向を尊重するとともに、次世代を担う子供たちを安心して生み育てるための環境を整えることが重要と考えている。一方で、勤務時間その他の勤務条件は、国及び他の地方公共団体との均衡を図る必要があることから、他都市の状況等を踏まえ検討していく。 集合住宅における水道料金の各戸検針化を 無所属 つつみひでき 質問 水道料金徴収に関する規定や要領の改定によって分譲マンションなどの集合住宅も各戸検針の対象となったが、集中検針盤の設置が条件となっており、また、各戸の水道メーター交換の費用は所有者の負担となっている。集合住宅の各戸検針化の取組を改善し、さらに普及させるべきと考えるが、見解は。 上下水道部長 集合検針盤がないマンションなどの集合住宅を戸別検針する場合、現在委託している検針業務を見直す必要がある。また、各戸が所有するメーターの性能をどう確保するのか、上下水道局がメーターを新たに設置する場合、個人の建物内でどう維持管理するのかという問題が生じる。集合住宅の検針がさらに改善するよう、これらの課題を整理していく。 中央通りの歩道の舗装整備について 社会民主クラブ ほあきせいご 質問 最近中央通りを歩いて気になることがある。それは広い歩道の舗装が大変傷んでいることである。歩行者にとっては大変危険な状況であり、高齢者や障がいのある方には大変不便を与えていると推測する。一刻も早く中央通りの歩道の舗装整備をすべきと考えるが、見解は。 土木建築部長 市道中央通り線は整備後34年が経過し、交差点部の段差解消、タイル舗装のがたつき等の補修、点字ブロックの修繕等の維持管理を行っている。しかし、歩道のタイル舗装の劣化が年々進み、歩行者の通行や景観等にも悪影響を及ぼしていると認識している。高齢者や障がいのある方をはじめ、全ての歩行者が安全、快適に通行できるよう工法を検討する中、歩道舗装の整備に取り組んでいく。 魅力ある若者のまちづくりを 自由民主党 しんよしかず 質問 人口減少対策において、若者が魅力あるまちと感じているかが重要であり、移住し、住み続けたいと思える都市にすることが大切だと考えるが見解は。また、22街区・54街区の利活用については、若者の意見を積極的に取り入れられないか。 商工労働観光部長 若者の意見は大変重要であると認識しており、今後ともあらゆる機会を通じ、意見を伺いながら、若者が元気に活躍できるような施策を積極的に推進していく。 都市計画部長 22街区・54街区の利活用の検討に当たっては、若者の持つ柔軟な発想力や独自の視点等が必要不可欠であると考えており、様々な機会を通じてその把握に努め、中心市街地の魅力が進展するまちづくりに取り組んでいく。 保育所を都市公園・スポーツ施設の減免対象に 自由民主党 あなみのりあき 質問 本市の幼稚園や学校等が、運動会や行事で教育活動として公共の都市公園やスポーツ施設を利用する際には、学校教育法第1条に規定する学校を対象とする減免規定があるが、その対象に保育所は含まれていない。保育所型を含む認定こども園も減免の対象になっていることから、保育所も減免の対象にすべきと考えるが見解は。 企画部長 幼保一元化の議論が進み、幼稚園と保育所の双方に求められる機能が近接している状況で、保育所の活動の中で学校教育活動に類似する活動があるなど、保育所についても一定の範囲で減免の配慮をする必要があると考えている。今後、幼稚園と保育所のバランスが取れるよう、減免の取扱いについて検討したい。 ギフテッドの子供たちに対する認識は 無所属 いでぐちりょういち 質問 文部科学省は来年度からギフテッド支援策作りを始めることを決定した。本市として、ギフテッドの子供たちの存在についての認識と、今後の方針を聞きたい。 教育部教育監 ギフテッドとは、言語、数理、科学、芸術、音楽、運動等の特定の分野に特異な才能のある児童生徒を指すが、文部科学省に設置された有識者会議によると、その対象となる児童生徒の捉え方は、論者によって異なっている。本市教育委員会では、様々な分野に特異な才能があると思われる児童生徒が在籍していると捉えているが、その人数は把握できていない。今後は文部科学省の示す方針を踏まえ、引き続き一人一人の能力・適性に応じた指導や支援に努めていきたい。 特別教室・体育館・PTA室に空調設備の整備を 日本共産党 ふくまけんじ 質問 学校の空調設備の整備は、ここ数年で大きく進み、いまや整備対象は、普通教室から特別教室・体育館等へと移っている。近年、災害が相次ぐ中、地域の避難所として指定されている体育館は、冷暖房化による避難所機能の強化が必要である。教育環境の向上、防災・減災の両面から、特別教室、体育館への整備と、PTA室への整備の促進を求めることについて、見解を聞く。 教育部長 夏季の授業での児童生徒の健康への影響や災害時の避難所としての活用などの観点から、普通教室と同様に特別教室や体育館への空調設備の必要性は十分認識しており、今後、設置を検討する。なお、PTA室は特別教室・体育館の整備状況を踏まえた上で、整備について考える。 隣接校選択制の反省点と今後の必要性は 自由民主党 くらかけまさひろ 質問 隣接校選択制について、これまで行ってきた選考で、反省すべき点及び改善すべき点はなかったか。また、今後も隣接校選択制を必要と考えるのか。 教育部長 今年度は抽選に至らなかったが、昨年度までは丁寧な聞き取りを行っても抽選となる場合があった。制度導入から10年以上が経過し、その効果や現状に即した制度になっているかどうかについての検証を早急にすべきであると考えている。今後も、学区外就学を含め、児童生徒の状況等に応じ、希望する学校へ通うことができる仕組みは必要であると考えていることから、外部委員による検討委員会を立ち上げ、隣接校選択制の課題を含めて、制度の在り方について議論・検討していきたいと考えている。 学校現場でのタブレット端末の活用状況は 公明党 ひじやかおる 質問 学校現場ではタブレット端末を具体的にどのように活用しているのか、状況を聞く。 教育部長 令和3年の導入当初では、教員は学習課題や資料の提示、児童生徒は調べ学習をはじめ、写真や動画を撮影し、学習のまとめや振り返りを行うなどの活用があった。導入2年目からは、こうした活用に加え、学習用アプリの共有機能等を使い、児童生徒が班ごとに意見をまとめたり、思考ツールを使って話し合い、考えを深めたりするなど「主体性・対話的で深い学び」の実現に向けた活用を一層進めている。さらに、児童会における委員会活動でのスライド作成や生徒会役員選挙の際の投票・集計など、各学校がタブレット端末の特長を生かして効果的に活用している。 特別支援教育について 社会民主クラブ あんどうふさよし 質問 特別な支援を要する児童生徒が増えていると感じるが、特別支援学級に在籍する児童生徒数について、ここ10年間の本市の推移はどうなっているのか。また、児童生徒の状況が変わってきている中で、特別支援教育の充実や、国等が定める特別支援学級の編成基準の見直しに対する本市の見解を聞きたい。 教育部教育監 市内小中学校の特別支援学級の在籍数は平成24年度で524人、令和4年度で1,848人となっている。特別支援教育の充実については、特別支援教育アドバイザー等を派遣し、教職員の専門性及び実践的指導力の向上を図っている。特別支援学級の編成基準の見直しについては、全国都市教育長協議会等を通じ国や県に引き続き強く要望していく。 子ども市議会の取組について 自由民主党 まきたかひろ 質問 令和4年8月に行われた大分市子ども市議会は、若者の政治離れが進んでいる昨今、本市議会に興味を持ってもらう有効な手段と考えるが、その成果をどのように捉えているか。また、5年に1度ではなく、もう少し短いスパンで開催できないか、見解を聞きたい。 教育部長 大分市子ども市議会では、参加する全学校において事前に質問書を作成し、代表校10校が質問や提言を述べた。実施後に、参加した子供たちに行ったアンケートでは、市政への興味・関心、市議会の仕組みや役割の理解等が述べられており、大きな成果があったと考えている。今後は開催年度の間隔短縮も含め、開催方法や内容の工夫・改善を行い、主権者教育の充実に向けて取り組んでいく。 特別委員会報告  本市議会では、子ども育成・行政改革推進、総合交通対策、地域活性化対策の3つの特別委員会を設置し、所管事項の調査を行いました。  今回は、これらの特別委員会で調査した内容について報告します。 子ども育成・行政改革推進特別委員会  令和3年第1回定例会以降、子供に関する基本的な計画及び施策並びに行政改革に関する調査を行ってきた。また、「切れ目のない子育て支援について」をテーマに設定し、重点的に調査研究を行ってきた。  子供に関する基本的な計画及び施策に関する調査については、主に「第2期すくすく大分っ子プラン」について実施状況の報告を受け、議論してきた。重点的に調査研究するテーマについては、大分県の児童相談所長などを歴任されたごとうしんじ氏と意見交換を行うなどし、理解を深め議論を行った。  行政改革に関する調査については、主に「行政改革推進プラン2018」における様々な取組や新・行政改革推進プランの素案について報告を受け、議論してきた。  これまでの調査を踏まえ、委員会として、高校生等の未成年者に対する支援の拡充について調査研究することなどの要望等を行った。 総合交通対策特別委員会  令和3年第1回定例会以降、交通体系、公共交通及び交通安全対策に関する調査を行ってきた。  路線バスが運行されていない地域において、自家用車を運転しない方などの移動手段の確保等を目的とするふれあい交通運行事業については、毎年、地域検討会を開催しており、引き続き利便性向上のための取組を行いながら事業を進めていくとの報告を受けた。委員からは、継続的な利用促進のために、地域検討会等で具体的な取組案は出ているのかといった質問が出された。  また、交通ネットワークの強化に向けて、国・県・市が連携して取り組んでおり、交通渋滞の緩和を促進する取組であるTDM(交通需要マネジメント)施策が試行的に行われているといった報告を受ける中、議論してきた。  これまでの調査を踏まえ、委員会として、交通弱者の移動手段の確保や交通渋滞対策等を含めた内容についての要望等を行った。 地域活性化対策特別委員会  令和3年第1回定例会以降、中心市街地の活性化及び過疎対策に関する調査を行ってきた。  中心市街地の活性化については、中心市街地活性化基本計画に沿った取組の概要や進捗状況、計画の評価指標である歩行者通行量の調査結果などについて報告を受け、議論を行った。  過疎対策については、大分市過疎地域持続的発展計画の策定について、審査・承認を行った。あわせて、計画の進捗状況や市域内過疎対策事業等の報告を受け、議論を行った。  また、重点的に調査研究するテーマに設定した「過疎地域の活性化に向けて」については執行部から買物弱者対策に関する取組の説明を受け、関係者と意見交換を行い、理解を深めた。  これまでの調査を踏まえ、委員会として、中心市街地の魅力向上と過疎地域の特性を踏まえた各種政策の推進、買物弱者への支援の在り方について調査研究することなどを盛り込んだ要望等を行った。 行政視察報告 詳細は議会ホームページでご覧いただけます。 大分市議会では、3年ぶりに先進自治体の行政視察を実施しました。各委員会の視察先と案件は次のとおりです。 ▪総務常任委員会 いちかわ市 自治会への加入促進に関する取組について いしのまき市 防災・減災に関する取組について ▪厚生常任委員会 つ市 高齢者フレイル対策について かなざわ市 かなざわ版ネウボラについてなど ▪文教常任委員会 ちば市 学校給食費の公会計化について ながおか市 地域運動部活動推進事業について ▪建設常任委員会 なごや市 公園整備・維持管理における民間活力の導入について にいがた市 ミズベリング信濃川やすらぎ堤について ▪経済環境常任委員会 きょうと市 きょうと市中央卸売市場について みと市 みと市清掃工場について ▪子ども育成・行政改革推進特別委員会 ふじさわ市 ふじさわ市DX推進計画についてなど わかやま市 官民連携について ▪総合交通対策特別委員会 よこすか市 地域交通支援事業についてなど とよた市 空飛ぶクルマの社会実装促進に向けた協定について ▪地域活性化対策特別委員会 えな市 移動販売車運行支援事業についてなど とやま市 まちなか居住推進事業についてなど 常任委員会審査結果  令和4年第3回定例会から継続審査となっていた請願・陳情並びに、令和4年第4回定例会に上程された議案等について各委員会で審査した要旨は、次のとおりです。 総務常任委員会 大分市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定等を審査  当委員会は、予算議案4件、一般議案14件、報告議案1件、陳情1件及び継続審査中の請願2件を審査した。  一般議案のうち、大分市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定については、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、大分市個人情報保護条例を廃止するとともに、個人情報の保護に関する法律に基づき、本市の保有する個人情報の開示に係る手続き等を定めようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定した。  また、おおやけの施設に係る指定管理者の指定については、大分市おおす総合体育館に係る指定管理者の指定をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定した。 厚生常任委員会 市立認定こども園設置に関する陳情等を審査  当委員会は、予算議案3件、一般議案4件、陳情3件及び継続審査中の陳情2件を審査した。  令和4年度一般会計補正予算については、衛生施設の災害復旧に係る経費の計上や年末年始における休日・夜間当番医の医療体制確保に係る経費の追加計上等であり、審査した結果、一部反対意見があったが、原案を承認した。  また、大分西部地区における市立認定こども園設置に関する陳情4件については、委員から、「地元地区及び在園児の保護者への説明では、どのような意見が出たのか」などの質疑等が出された。審査した結果、いずれも結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定した。 文教常任委員会 大分市立学校体育館等使用料条例の一部改正等を審査  当委員会は、予算議案1件、一般議案4件及び継続審査中の請願2件を審査した。  予算議案の令和4年度大分市一般会計補正予算については、人件費の計上及び学校の光熱水費に係る経費のほか、社会教育施設の災害復旧に係る経費の追加計上等であり、異議なく原案を承認することに決定した。  一般議案のうち、大分市立学校体育館等使用料条例の一部改正については、大分市立学校の体育館の空調設備使用料の額を定めようとするものであり、委員からは、「空調設備使用料は、どのように支払うことになるのか」などの質疑が出された。審査した結果、異議なく原案を承認することに決定した。 建設常任委員会 令和4年度大分市水道事業会計補正予算等を審査  当委員会は予算議案4件、一般議案6件及び陳情1件について審査した。  予算議案のうち、令和4年度一般会計補正予算については、人件費のほか、令和4年9月に発生した台風14号により被災した道路、河川等の災害復旧費などの追加計上であり、審査した結果、異議なく原案を承認した。また、令和4年度大分市水道事業会計補正予算については、電力の価格高騰に伴う経費のほか、債務負担行為として給水管等の漏水調査や改修に係る経費などの計上であり、異議なく原案を承認した。 一般議案のうち、大分市開発行為の許可の基準に関する条例の一部改正については市街化調整区域における開発行為等の許可の基準を定めようとするものであり、異議なく原案を承認した。 経済環境常任委員会 工事請負契約の締結について等を審査  当委員会は、予算議案2件、一般議案1件を審査した。  令和4年度一般会計補正予算については、中小企業者等物価高騰対策支援事業費の計上及びプレミアム付商品券発行事業費の追加計上であり、審査した結果、異議なく原案を承認した。  また、令和4年度大分市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算については、公設地方卸売市場内施設に係る光熱水費の追加計上であり、審査した結果、異議なく原案を承認した。  工事請負契約の締結については、さがのせき地区のうわうら漁港海岸において、集落への浸水被害対策のため、りがんていを設置しようとするものであり、審査した結果、異議なく原案を承認した。 令和4年第4回定例会 議決結果 議案番号 件名 議決結果 議員提出議案 議員提出議案第4号 大分市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について 可決(全員) 議員提出議案第5号 大分市若者応援条例の制定について 可決(全員) 予算議案 議第84号 令和4年度大分市一般会計補正予算(第5号) 可決(多数) 議第85号 令和4年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第86号 令和4年度大分市財産区特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第87号 令和4年度大分市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第88号 令和4年度大分市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第89号 令和4年度大分市介護保険特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第90号 令和4年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第91号 令和4年度大分市水道事業会計補正予算(第2号) 可決(全員) 議第92号 令和4年度大分市公共下水道事業会計補正予算(第2号) 可決(全員) 議第118号 令和4年度大分市公共下水道事業会計補正予算(第3号) 可決(全員) 一般議案 議第93号 大分市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について 可決(多数) 議第94号 大分市個人情報保護審査会条例の制定について 可決(全員) 議第95号 大分市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について 可決(全員) 議第96号 大分市職員の定年に関する条例等の一部改正等について 可決(全員) 議第97号 大分市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について 可決(多数) 議第98号 大分市常勤特別職の給与に関する条例の一部改正について 可決(多数) 議第99号 大分市職員の給与に関する条例及び大分市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について 可決(全員) 議第100号 大分市職員の特殊勤務手当支給条例の一部改正について 可決(全員) 議第101号 大分市支所設置条例の一部改正について 可決(全員) 議第102号 大分市旅館業法施行条例等の一部改正について 可決(全員) 議第103号 大分市開発行為の許可の基準に関する条例の一部改正について 可決(全員) 議第104号 大分市水道事業給水条例の一部改正について 可決(全員) 議第105号 大分市立学校体育館等使用料条例の一部改正について 可決(全員) 議第106号 財産の譲与について 可決(全員) 議第107号 おおやけの施設に係る指定管理者の指定について 可決(全員) 議第108号 おおやけの施設に係る指定管理者の指定について 可決(全員) 議第109号 おおやけの施設に係る指定管理者の指定について 可決(全員) 議第110号 おおやけの施設に係る指定管理者の指定について 可決(全員) 議第111号 おおやけの施設に係る指定管理者の指定について 可決(全員) 議第112号 新たに生じた土地の確認について 可決(全員) 議第113号 あざの区域の変更について 可決(全員) 議第114号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域内の住居表示の方法について 可決(全員) 議第115号 工事委託契約の締結について(ほうひ本線たきお駅しもごおり信号場間都市計画道路かたしままつおか線Bv新設工事) 可決(全員) 議第116号 工事請負契約の締結について(うわうら漁港海岸保全施設整備(第10期)工事) 可決(全員) 議第117号 市道路線の認定及び廃止について 可決(全員) 報告議案 報第11号 専決処分した事件の承認について(令和4年度大分市一般会計補正予算(第4号)) 承認(全員) 議員派遣の件 議員派遣の件 可決(全員) 請願・陳情 審査結果 番号 題名 結果 新たに提出されたもの 令和4年陳情第6号 大分西部地区市立認定こども園の早期開設を求める陳情 継続 令和4年陳情第7号 しんかすがまち保育所の移転期間見直しに関する陳情 継続 令和4年陳情第8号 大分市版地方創生の原点回帰に関する陳情 不採択(全員) 令和4年陳情第9号 りどうの境界確認における重大なる誤りに関する陳情 不採択(全員) 令和4年陳情第10号 大分西部地区公民館区域における市立認定こども園の設置についての陳情 継続 継続審査中のもの 令和3年請願第3号 安心・安全な教育環境のための少人数学級を求める意見書提出方について 継続 令和4年請願第4号 生理用品を消費税軽減税率の対象にすることを求める意見書提出方について 継続 令和4年請願第7号 教職員が保護者や地域とつながり、地域に根差した学校教育活動ができるための環境づくりを求める意見書提出方について 継続 令和4年請願第8号 物価高騰に見合う年金額引上げを国に求める意見書提出方について 継続 令和3年陳情第5号 大分市認可外保育施設における第2子以降の保育料無償化を求める陳情 継続 令和4年陳情第5号 大分西部地区公民館地域における新設公立認定こども園設置計画に反対する陳情 継続 市民意見交換会の模様を動画配信しています  令和4年11月に開催した「大分市議会市民意見交換会」について、意見交換の模様がケーブルテレビで放映されました。この録画放映について、議会ホームページに掲載しましたので、ぜひご覧ください。  会場は次のとおりです。 わさだ市民行政センター 大分東部公民館 第1回定例会の日程  令和5年第1回定例会は、3月6日から3月20日までの予定です。 (日程は、変更することがあります) 会議録の御案内  大分市議会の本会議での質問や答弁、市長の施政方針などの発言は、毎回、会議録にまとめられ、市民図書館や公民館などで自由に御覧になれます。  また、ホームページの大分市議会の会議録検索からも御覧になれます。 本会議をケーブルテレビで中継しています  大分ケーブルテレコムは地上デジタル121チャンネル、大分ケーブルネットワークは地上デジタル112チャンネルで生中継します。  ひがしおおいたシステムは、定例会終了後に録画中継をします。 本会議をインターネットで中継しています (生中継)次回の生中継は、令和5年第1回定例会(3月6日、10日、13日、14日、20日)のいずれも午前10時からの予定です。 (録画中継)過去4年分の録画中継を御覧いただけます。 編集後記  今号の市議会だより第196号が、現在の広報委員会のメンバーで発行する最後の号となります。  広報委員会は各会派から選出された委員6名で構成され、市議会だよりの編集をはじめとして、議会広報に関して様々な議論を行っています。3年ぶりに開催された市民意見交換会の広報については、大分市公式ラインを活用するなど、新たな取組を提案しました。  また、市議会だよりをパソコンやスマートフォン等の電子機器の音声読み上げソフトを使用して、音声で聞くことができるようにするために、市議会ホームページにテキスト版の市議会だよりを掲載するようにしました。  今後とも市議会だよりを含めた広報活動を通じて市民の皆様に議会の活動を知っていただけるよう努力を重ねていきます。  2年間ありがとうございました。 (広報委員一同)