おおいた市議会だより 200号 令和6年2月1日 発 行/大分市議会 編 集/広報委員会 電話番号 097-537-5645 ファクス 097-537-5657 コンテンツ おもな内容 P2 クローズアップ議会 議会の目 おおいた市議会だより 第200号の発行にあたって クローズアップ議会 議会の目 ………………………… P2 市民意見交換会 …………………………………………… P3 一般質問 ~市民の声を反映~ …………………… P4~P8 行政視察報告 ……………………………………………… P9 委員会審査結果 …………………………………………… P10 第4回定例会議決結果 …………………………………… P11 請願・陳情審査結果 賛否一覧表 ………………………………………………… P12 編集後記 令和5年第4回定例会の概要 開会日  会期を12月14日までと決定し、大分市にあげ複合公共施設条例の制定についてなど44議案を上程し、市長の提案理由説明を受けました。  一般質問  27名の議員が、いじめ・不登校問題、中学校における部活動地域移行などについて質問しました。また追加提出の予算議案2件、請願1件、陳情2件を上程し、議案とともに各委員会に付託しました。  委員会審査  各委員会では、議案、請願・陳情などの付託された案件の審査を行いました。  議案をピックアップ 議第112号 大分市にあげ複合公共施設条例の制定について(総務常任委員会)  この議案は、令和6年4月に供用開始予定である「大分市にあげ複合公共施設」の設置及び管理に関して必要な事項を定めようとするものです。  閉会日  各委員長が付託議案等の審査結果の報告を行い、質疑、討論、採決の結果、委員長報告のとおり可決しました。また、追加議案の大分市農業委員会委員の任命に同意し、閉会しました。 クローズアップ議会 議会の目 おおいた市議会だより第200号の発行にあたって 広報委員会 委員長 あべ ごうしろう  「おおいた市議会だより」は、昭和49年5月に創刊し、今号で第200号を迎えることになりました。  平成20年に制定した大分市議会基本条例では、市政に係る重要な情報について議会の視点からの提供に努めることなどを定め、議会広報の充実に努めてまいりました。特に、この「おおいた市議会だより」は、開かれた議会を目指して、本会議や委員会の審議の様子だけでなく、市民との意見交換会など多様な活動をお伝えしており、議会と市民の皆様がつながるための大切なツールであると考えております。  今後も、市民の皆様の御意見をお聞きしながら、よりよい紙面づくりに励んでまいります。 市議会だより年表 昭和49(1974)年5月15日 大分市議会だより 創刊号 発行 昭和57(1982)年11月10日 点字市議会だより 発行 平成11(1999)年2月 おおいた市議会だより 第100号 発行 平成21(2009)年8月 市議会だよりの見直しに伴い、クローズアップ議会 議会の目、ステップアップ市議会だよりの掲載を開始 平成23(2011)年9月 市民意見交換会で出された意見を基に、賛否一覧表の掲載を開始 平成30(2018)年11月 電子書籍オオイタイーブックスへ掲載開始 令和4(2022)年11月 市議会ホームページにテキスト版市議会だよりの掲載を開始 令和6(2024)年2月 おおいた市議会だより 第200号 発行 市民意見交換会を開催 議会活性化推進会議 会長 なかみち としひさ  令和5年11月6日から11日までの6日間、市内13か所の支所、公民館等に議員が出向き、市民の皆さまと意見交換をさせていただきました。  「市議会及び市政への意見」の時間では、子育て支援や地域の課題など、市政全般にわたる様々なご意見、ご質問を頂きました。皆さまから頂いたご意見等については、今後委員会等で協議し、必要に応じて市担当部局に確認等を行いながら対応をまとめていきます。「対応」は議会ホームページや支所、公民館等で公表することにしています。  また、大分市議会議員全員で取り組んでいる「移住・定住の取組」についても、現状の課題や移住・定住のための方策など、多くの貴重なご意見を頂きました。  市民意見交換会も14回目を迎え、新たな課題も出てきました。今後は「皆さまの声を市政に反映させる機能」と共に、議会が持つ他の2つの機能(政策立案機能・市政のチェック機能)についても、議員全員の力でさらに高めていかなければならないと思っています。 市民意見交換会 会場アンケート ~議会に期待すること~(抜粋) ・開かれた市議会として、市民の多様な意見を把握し、市政に反映させてほしい。 ・若者との意見交換会の機会を増やし、意見を反映してほしい。 ・市の施策のチェック機能の強化と議会からの政策提言に期待している。 ・市民が安心して暮らせるまちづくりをしてほしい。 ・市民の代表として地域の意見をしっかりと執行部に伝えてもらいたい。 意見交換会の参加について 今回はじめて 24% 過去に参加したことがある 75% 無回答 1% テーマを設定した意見交換を行うことについて 良かった 59% どちらとも言えない 22% テーマ設定は必要ない 9% 無回答 10% 今後、議会が開催する市民意見交換会に参加したいと思うか 参加したい 33% 機会があれば参加したい 56% あまり参加したいと思わない 3% 参加したくない 1% わからない 2% 無回答 5% 一般質問 市民の声を反映 第4回定例会では27名の議員が一般質問を行いました。その主なものを要約して掲載しています。 男女共同参画センターの今後の取組は ネットワークみらい まつした きよたか 質問 男女共同参画センターの開館10周年を契機に、施策や事業のさらなる充実、強化とセンターの一層の認知度向上を図ることが必要と考えるが今後の具体的な取組は。 市民部長 第4次おおいた男女共同参画推進プランに掲げる各種施策の推進については、男女共同参画推進団体をはじめ、関係機関や庁内関係各課等とより一層の連携強化を図る中で取り組んでいく。また、10周年を冠とした年間イベントの企画、若年層をターゲットにしたワークショップなどの開催、センターの愛称である「たぴねす」をイメージしたキャラクターの活用など、センターのさらなる認知度の向上に努めていきたい。 学校給食の物価高騰対策予算の編成について 自由民主党 やまもと たくや 質問 令和5年度当初予算では、物価高騰の影響により、保護者から徴収する金額では賄えないことから、増加分を公費負担し、予算を投入した。物価高騰の波は来年も続くと考えられ、保護者や現場の栄養教諭、学校給食物品納入業者、そして子供たちに影響が出てしまう。令和6年度当初予算における学校給食の物価高騰対策予算の編成について聞く。 教育部長 本市教育委員会としては、生鮮食品等の物価動向及び調理場への納入価格等を見守りながら、保護者への負担軽減の視点からも補助金の活用等を検討し、財源の確保に努め、安心・安全で温かい学校給食を提供していく。 農林水産業への温暖化対策は 日本共産党 ふくま けんじ 質問 地球温暖化による農林水産業への影響は深刻である。すいとう栽培では気温上昇により※しろみじゅくりゅうが発生している。高温によって果実栽培では着色不良が生じるほか、作物の葉が焼け生育が悪くなっている。水産業では海水温の上昇等により漁獲量が激減している。温暖化への対策は。 農林水産部長 農業ではすいとうヒノヒカリから高温耐性のあるなつほのかへの転換を推進、施設園芸ではハウスの遮光資材、果樹では品質低下防止のための散布資材による対策を進めている。水産業ではイサキなどのしゅびょう放流への支援等を行っている。今後も関係機関と連携し地球温暖化に対応した農林水産物の安定供給に取り組む。 ※しろみじゅくりゅうとは コメの細胞にでんぷんが詰まらず、空気の隙間ができて光を反射して白く見えるもの。異常な高温状態に置かれると発生すると言われる 有価物集団回収事業について ネットワークみらい あんどう ふさよし 質問 有価物集団回収の実績の推移、回収量減少の要因、今後の対応について聞きたい。 環境部長 有価物集団回収事業の実施団体数は、平成8年度の663団体、回収量は平成9年度の9,736トンをピークに減少傾向にあり、直近3年間の回収量はピーク時の2割程度となっている。要因は、デジタル社会の進展に伴うペーパーレス化による古紙類の減少、登録団体数の減少、新型コロナウイルス感染症の影響による団体活動自粛に伴う実施団体数の減少が考えられる。大分市清掃事業審議会のさらなる支援拡充を検討する必要があるとの提言を踏まえ、報奨金額見直しを検討し引上げを予定している。 小1プロブレムについて 公明党 いまやま ひろゆき 質問 小学校1年生が学校生活になじめず、集団行動をとれないといった小1プロブレムを減らす取組について、見解を聞きたい。 教育部教育監 小1プロブレム解消に向け、各小学校では子供の生活リズムに合わせた柔軟な活動時間を設定し、生活科を中心に他教科と組み合わせた学校探検等の学習内容を弾力的に扱ったスタートカリキュラムを実施することにより、「学校が楽しい。明日も学校に行きたい」という意欲を高め、幼児教育から小学校教育への円滑な接続を図っている。今後とも、小学校に就学する子供たちがスムーズに小学校生活に適応できるよう引き続き幼保小連携推進に向けた取組を進める。 県央空港のさらなる活用方法を提案しては 自由民主党 くらかけ まさひろ 質問 物流や観光等の観点からも、本市が大分県央飛行場(県央空港)のさらなる活用方法を提案できるのではないかと考える。本市並びに大分県全体の発展のためにも、さらなる大分県央飛行場活用のための調査研究を行ってはどうか。 企画部長 大分県央飛行場は、大分市外にある県所有の施設であり、その活用方法について本市が直接的に提案することはできないが、将来的な視点として、「なか九州横断道路」の沿線地域に位置する地理的条件から、広域交通体系の在り方の議論の一つに含まれてくるものと考えられる。本市としては、大分県、関係自治体と適宜、情報交換をしていく。 セアカゴケグモに関する啓発活動を 立憲民主党 スカルリーパー・エイジ 質問 懸念していた、毒を持つセアカゴケグモの広がりが現実のものとなってきた。県内での発見事例は既に15件を超え、10月20日には本市の小学校敷地内で約100匹が発見された。広がる現状を見ると既に定着している可能性が高く、一層の啓発活動が必要となるが見解を求める。 環境部長 本市においては、平成27年9月に港湾地域で発見されて以来、近接地域でセアカゴケグモの発見が続いている。コンテナや貨物、自動車等に営巣し、人の活動によって運ばれた結果、市内の一部に定着した可能性が高い。今後も関係部局と連携し、子供たちをはじめ、市民へのさらなる注意喚起を行っていく。 放課後児童クラブの長期休みの昼食提供について 無所属 つつみ ひでき 質問 放課後児童クラブでの長期休み中の昼食は、保護者の負担が大きく、喫緊の課題である。価格を抑え、栄養バランスを確保し、豊富なメニューを提供する民間事業者もあり、保護者がアプリから注文・決済できる。本市における導入の考えは。 子どもすこやか部長 長期休み中の昼食提供についてのアンケート調査を実施し、現在、結果の集約・内容の分析を行っているが、昼食提供を54クラブ中23クラブが行い、期間中に週1回から多くて週2回程度の提供であった。アプリ導入は、今後各クラブへ個別に意見聴取を行い、昼食提供が可能となれば、各クラブの実情に応じ、導入について判断されると認識している。 JR大分・たきお駅間の新駅建設について 自由民主党 たしま ひろのぶ 質問 JR大分・たきお駅間の新駅建設に係る費用や地域負担の見積りと、今後の検討の視点や手段、期間についての考えは。 都市計画部長 建設費用等はJR九州が試算するものと考えており、建設費用、維持管理費の不足分についても地元負担を求めるとの説明を受けている。地域負担について、具体的な検討は行っていないが、たきお地域では、都市計画道路などの整備により、今後道路事情が大きく変化していくことから、鉄道利用にも影響が及ぶものと考えており、地元の意向を聴く中、JR九州との協議を継続し、必要な調査を行うなど、時間をかけて検討を続けていく必要があると考えている。 小中学校の児童生徒に新たな学び方・休み方を 公明党 さとう かずひこ 質問 小中学校の児童生徒がいる保護者から、別府市の※たびスタ休暇や、愛知県の※ラーケーションのような制度の導入について要望があった。本市においても新たな学び方・休み方の導入を目指すべきと考えるが見解は。 教育部教育監 新たな学び方・休み方に関する取組は、各家庭の休暇の過ごし方の選択肢が広がることにより、稲作等の農業体験やキャンプ等の宿泊を伴う野外活動、芸術鑑賞等、家族で有意義な時間を過ごすことが一層可能となるものと考えている。今後、別府市や愛知県の新たな学び方・休み方や、他の自治体の取組の状況を見ながら、調査研究に取り組んでいく。 ※たびスタとは 「旅」と「学習(スタディ)」を組み合わせた別府市発の新しい学び方・休み方のこと。ラーケーションとは 「学習(ラーニング)」と「休暇(バケーション)」を組み合わせた愛知県発の新しい学び方・休み方のこと。いずれも、校外での活動として欠席とはならず、出席停止等と同じ扱いとなる 置き配バッグの配布について検討を ネットワークみらい まつもと みちひろ 質問 現状の宅配業界は、置き配が主流になりつつある。再配達を減らし、温室効果ガスを削減するためにも置き配バッグの配布は効果的な手段の一つである。置き配バッグの配布の検討について見解を聞く。 環境部長 置き配バッグは、盗難防止の鍵等が簡易的であるため、宅配ボックスと比較して盗難リスクが高いというデメリットがある反面、価格が安価でかさばらず、設置が簡単で工事も不要であるといったメリットもある。再配達を減らし、運搬時の温室効果ガス排出量を削減することは、地球温暖化対策にも寄与するものと考えることから、他都市等の実施状況等を調査研究していきたい。 市外業者に対する法定外税の新設への考えは 無所属 えとう えんよう 質問 事業仕分けに向けて、「いるを量りていずるを制す」ために、いかに歳入を増やすかは大切なことである。本市の公金収納業務を受託した事業者が、市内に支店や事業所等を有しない場合、法人市民税の本市への納付は行われないため、地方税法に基づく「法定外税の新設」も検討の余地があると考えるが、見解は。 財務部長 市外事業者に対する法定外税の新設については、自治体の自主財源確保に有効な手段の一つであると認識している。本市事業の受託者で、法人市民税の納税義務者に該当しない者に対する法定外税の創設については解決すべき課題も多くあることから、今後調査研究していく。 在宅就労をはじめとした障がい者の就労支援は 公明党 かわべ ひろこ 質問 令和6年4月より障がい者の法定雇用率が引き上げられ、雇用義務の算定対象外である週所定労働時間10時間以上20時間未満の重度身体障がい者等に対し、実雇用率にて算定できるようになる。今後、在宅就労をはじめ就労支援をどのように進めていくのか聞く。 福祉保健部長 就労を希望する障がい者に対し、障害福祉サービスの提供や就労ピアサポートサロンおおいたで就労系障害福祉サービスの利用や在宅就労を含めた一般就労につなげている。商工労働観光部と連携し、障がい者団体等に各種助成制度の情報提供を行い、障がい者の就労支援についてより効果的で着実な推進に努める。 障がい者に関するマークの周知・啓発について 自由民主党 ながの たつお 質問 障がい者に関する各種マークは、認識していない市民も多く、その周知が課題である。特に、外見からは分かりにくくても援助や配慮を必要としていることを示すヘルプマークの普及は積極的な取組が求められる。さらなる周知と啓発に取り組むべきと考えるが見解は。 福祉保健部長 障がい者に関するマークの概要・用途の理解を促す取組は非常に重要である。特に、ヘルプマークについては定期的かつ継続的な周知が必要であり、具体的な周知等の方法について、障がい者団体のご意見を踏まえ、実効性の高いものとなるよう制度設計を行い誰もが安心して外出できる共生のまちづくりを進める。 運送事業者に対する物価高騰対策について 公明党 はしもと たかひろ 質問 多くの物価高騰対策が実施されているが、その支援が届かない運送事業者に対して、他市町村と同様に支援を行うべきと考えるが、本市の見解を聞きたい。 商工労働観光部長 国においては、燃料油価格の高騰への対応として、激変緩和措置を令和6年4月末まで延長するとともに、ガソリン税や軽油引取税の上乗せ課税を停止して税率を一時的に引き下げるトリガー条項について、凍結解除も含めた検討を進めているところである。本市としては、こうした国の動向を踏まえ、2024年問題への対応と燃料油価格高騰に直面する運送事業者への必要な支援策を検討していく。 飼い犬のふんの放置に対するペナルティーは 自由民主党 まき たかひろ 質問 本市では、飼い犬のふんの放置対策に、注意喚起の看板をはじめとした様々な対策を行っているが、それでも行動が変わらない方へのペナルティーはあるか。 福祉保健部長 大分県動物の愛護及び管理に関する条例は本市全域に適用され、ふんを放置した場合には、措置命令を発出することができる。この命令に従わない場合、5万円以下の罰金又は科料の罰則が適用される。 環境部長 大分市ポイ捨て等の防止に関する条例では、ポイ捨て防止等強化区域内において、ふんの回収義務に違反した者は1万円以下の過料に処することとし、同条例施行規則で過料の額を2千円と定めている。 子ども医療費助成のさらなる対象拡大を 立憲民主党 うつのみや ようこ 質問 大分市子ども医療費に関する条例の一部改正によって、これまで対象外であった高校生等を助成対象とすることには大いに賛同する。反面、この規定では、様々な理由で学校に行けない期間があり、それでもなお、もう一度自分の人生に向き合い高校に通う18歳を超えた現役の高校生は対象外となる。再チャレンジする若者たちを切り捨てるのではなく応援する大分市であってほしい。対象者の拡大について再考を望むが見解は。 子どもすこやか部長 今回の制度拡充は他の助成制度における年齢を考慮し、対象を18歳到達後最初の3月31日までの者としており、当該年齢を超えた拡充は現時点では考えていない。 子供たちのためにふれあい小動物公園の設置を 無所属 いでぐち りょういち 質問 若年層との意見交換会で、中学生から「ふれあい小動物公園」をつくってほしいという提案があった。今日的な住宅事情の中で、子供たちが直接動物と触れ合える機会が減っている。さの植物公園のリニューアルの際に、子供たちが小さな命と直接触れ合うことができる公園を設置してはどうかと考えるが見解は。 都市計画部長 小動物などに触れ合う機会は生活環境等の変化により減少していることから、小動物と触れ合う環境づくりは大切であると認識している。小動物公園の設置に当たっては、今後のさの植物公園の在り方も含め、市民のご意見を踏まえて総合的に検討する中で調査研究していく。 消防団の地域間連携を 自由民主党 あだち よしひろ 質問 消防団の充足率の低下は、消防団の活動に大きく影響し、また、迅速な活動にも支障が出ている。消防団の充足率を補うためにも、特に市境の地域などでは、行政地域を越えた隣接する地域も含め消防団の連携ができるような取組を進めてはと考えるが、見解は。 消防局長 平成25年に県内18消防団による大分県消防団相互応援協定を締結し、市境の地域における捜索救助活動や山林火災による消火活動等の場面では、隣接する消防団と連携した活動が想定されている。また、大規模災害の場合には、常備消防と同様に災害の規模や状況によって被災地の応援要請に応じるか判断する。 特別教室や体育館への空調設備設置に向けて ネットワークみらい かい たかゆき 質問 特別教室や体育館への空調設備設置に向けた調査研究の状況や今後の整備に向けた見解を聞く。 教育部長 普通教室と同様に、特別教室等の空調設備の必要性は十分認識している。想定している設置対象は、特別教室等871室、体育館が廃校等の避難所を含めた83か所で、整備期間は、特別教室が約半年間、体育館が約1年間と考えている。財政負担の縮減を図ることができる国庫補助や地方債等を活用し、災害時には避難所となる体育館や、理科室、家庭科室等の特別教室の整備を進めていきたい。また、概算事業費等を検討した上で最適な手法を選定していきたい。 小中学校の特別教室や体育館の空調設備整備について 新市民クラブ さとう むつお 質問 特別教室や体育館の空調設備の整備に向け、整備期間や手法の検討等の調査が実施されているが、整備についての進捗を聞く。 教育部長 夏季及び冬季における児童生徒の健康への影響や災害時の避難所としての活用などの観点から、特別教室や体育館への空調設備の必要性は十分認識している。このことから、整備期間や財政負担の縮減、民間活用の有効性等を検討するため、現在調査を行っている。想定している空調設備設置の対象については、特別教室等が871室、体育館が廃校等の避難所を含めた83か所としている。整備期間については、特別教室が約半年間、体育館が約1年間と考えている。 大分市民図書館に「電子図書館」の導入を 公明党 くにむね ひろし 質問 コロナ禍を背景に、電子書籍を読むことができる電子図書館の導入が広がっている。電子書籍の活用は、市民の新たな読書環境の充実につながるため、電子図書館の導入を求めるが、見解は。 教育部長 一般社団法人電子出版制作・流通協議会によると、本年10月1日時点において、電子図書館を導入している自治体は520で、この3年間で400以上の自治体が導入を開始している。電子書籍の活用は、様々な効果が期待され、図書館サービスの拡充に向けて有効と考える。効果的に導入している自治体における取組内容の調査研究をさらに進め、電子図書館の導入について検討していく。 5歳児健康診査の今後の方向性は オーイタ市民クラブ いわかわ よしえ 質問 政府は、公費で負担する乳幼児健診に、5歳児も対象とする方針を示した。本市における今後の5歳児健診の方向性を聞く。 福祉保健部長 5歳児健康診査は、発達障害等の早期発見を主な目的としており、健診の結果、発達障害等と判断された幼児については、就学前までに必要な支援につなげることができるよう、関係部局や都道府県等とも協力しながら、地域における必要な支援体制の整備を行うこととされている。今後は、国から具体的な健診項目等が示される予定であり、大分市連合医師会等、庁内外の関係機関との協議・調整を図りながら、5歳児健康診査の調査研究を進めていく。 小中学校への給食提供の体制について ネットワークみらい ほあき せいご 質問 広島市の食堂運営会社が公立学校等への給食提供を停止し、破産手続を進めている報道を目にした。経営悪化が主な原因らしいが、大変な問題である。本市の小中学校への給食提供の体制を聞きたい。 教育部長 現在、単独調理場20校及び東部、西部共同調理場において調理業務を7事業者に委託している。委託内容は、調理、洗浄、清掃業務としており、献立の作成及び食材料費、光熱水費の支払いは本市教育委員会が行っている。業者選定は、入札ではなく、業者からの給食業務に対する考え方、衛生管理基準、経営基盤等の提案書を総合評価する公募型プロポーザル方式で慎重に行っている。 行政の責任で3歳未満児の保育枠の拡充を 日本共産党 さいとう ゆみこ 質問 今年度4月1日現在の未入所児童は700名近くにのぼり、そのうち7割が3歳未満児と聞いている。本市では認可保育施設の整備により、3歳以上児の枠は一定数確保されており、3歳未満児の保育枠を拡充することが保育の実施義務を負う自治体の責務である。今後、3歳未満児の待機児童・未入所児童に対応するためにいちりつの小規模保育事業所の設置を検討すべきと考えるが見解は。 子どもすこやか部長 待機児童解消は、わたくしりつの認可保育所の新規開設やわたくしりつ幼稚園の認定こども園への移行等で取り組んできた。いちりつの小規模保育事業所の設置は、保育士の確保等の課題があることから、現在考えていない。 大分市立中学校における部活動地域移行について 自由民主党 しん よしかず 質問 国の、学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について、「休日の部活動の段階的な地域移行を図るとともに、休日の部活動の指導を望まない教師が休日の部活動に従事しないこととする」との方針が示されたが、本市の部活動地域移行の実施時期について聞きたい。 教育部長 国は、令和7年度までを改革推進期間としているが、本市としては、現在、部活動の指導をしている教員や外部指導者などで構成している大分市立中学校部活動地域移行検討委員会において、令和6年度中に方針を示し、令和7年度に検証事業を実施し、令和12年度までに段階的に地域移行を行うこととしている。 動物愛護センターの登録ボランティアについて 公明党 ひじや かおる 質問 動物愛護センターにおける登録ボランティアの増員、レベルアップについて、今後の取組を聞きたい。 福祉保健部長 登録ボランティアは、動物愛護センターに必要不可欠な存在となっている。同センターでは年に2回、ボランティア養成講座を開催しており、多くの市民が受講しているが、中には、受講後にボランティア登録をちゅうちょする方や、受講目的が、動物のことを深く理解するためという方も多数いる。今後は、登録ボランティアへの活動内容に応じた研修会等を実施するなど、ボランティアの支援を充実させるとともに、ホームページなどで広く市民に広報していく。 行政視察報告  本市議会では、先進自治体の行政視察を実施しています。 総務常任委員会 民間人材の活用に関する取組について視察(福山市)〈5月23日~25日 視察地:高松市、京都市、福山市〉 厚生常任委員会 AIを活用した介護予防について視察(いわき市)〈5月15日~17日 視察地:柏市、いわき市〉 文教常任委員会 札幌市若者支援総合センターを視察(札幌市)〈5月17日~19日 視察地:尼崎市、札幌市〉 建設常任委員会 かわまちてらすゆりあげを視察(名取市)〈5月17日~19日 視察地:静岡市、名取市〉 経済環境常任委員会 耕作放棄地への取組等について視察(高崎市)〈5月23日~25日 視察地:高崎市、気仙沼市〉 人事案件  12月14日に市長から提出された大分市農業委員会委員の任命についての人事案件は、委員会付託を省略し、本会議で直接審議した結果、次の方々の任命に同意しました。 ▽大分市農業委員会委員  ぶにょう  あさくの きよし(再任)  おおあざさの  おおの こうじ(再任)  おおあざきさがみ  ひらやま たかゆき(再任)  おおあざのつはる   さいとう こういち(再任)  おおあざいまいち あきよし かずゆき(再任)  おおあざしつる  さいき きよのり(再任)  おおあざしもへつぎ  ながお えいさく(再任)  おおあざこくぶ  わき ふみお(再任)  おおあざまつおか  つつい まさかず(再任)  おおあざしもむなかた  くぎみや しゅういち(新任)  べっぷしきたはま  ほり まこと(新任)  おおあざかなやさこ  もりさき とものり(新任)  ひばりがおか  くろき みどりこ(新任)  おおあざつねゆき  むらかみ えり(新任) テキスト版市議会だよりを掲載しています  パソコンやスマートフォン等の電子機器の音声読み上げソフトを使用して、音声で市議会だよりの内容を聞くことができるテキスト版の市議会だよりを大分市議会ホームページに掲載しています。 委員会審査結果  令和5年第3回定例会から継続審査となっていた請願・陳情並びに、令和5年第4回定例会に上程された議案等について各委員会で審査した要旨は、次のとおりです。 総務常任委員会 大分市職員定数条例の一部改正等を審査  当委員会は、予算議案5件、一般議案16件、報告議案1件、請願1件、陳情1件及び継続審査中の請願4件、陳情2件を審査した。  一般議案のうち、大分市職員定数条例の一部改正については、市民の救急需要の増加等に対応するため、消防局に日勤救急隊を創設する必要があることから、消防職員を増員しようとするものであり、異議なく原案を承認した。  また、大分市営駐車場条例の一部改正については、市営にあげ立体駐車場を設置するとともに、所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認した。 厚生常任委員会 子ども医療費の助成に関する条例改正等を審査  当委員会は、予算議案3件及び一般議案3件を審査した。  予算議案のうち、令和5年度一般会計補正予算については、わたくしりつ保育所等給付費のほか、サービス利用者の増加に伴う障がい児通所支援費などの追加計上等であり、審査した結果、異議なく原案を承認することに決定した。  一般議案のうち、大分市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正については、高校生等を助成対象に加えることにより、子育て世帯の経済的負担の軽減等を図ろうとするものであり、審査した結果、異議なく原案を承認することに決定した。 文教常任委員会 大分市立学校職員の給与に関する条例の一部改正等を審査  当委員会は、予算議案1件、一般議案2件及び継続審査中の請願1件を審査した。  一般議案のうち、大分市立学校職員の給与に関する条例の一部改正については、大分市職員に準じ、大分市立学校職員の期末手当を改定しようとするものであり、審査した結果、異議なく原案を承認することに決定した。  また、教職員が保護者や地域とつながり、地域に根差した学校教育活動ができるための環境づくりを求める意見書提出方の請願については、審査した結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定した。 建設常任委員会 令和5年度大分市公共下水道事業会計補正予算等を審査  当委員会は、予算議案5件、一般議案13件及び継続審査中の陳情3件について審査した。  予算議案のうち、令和5年度大分市公共下水道事業会計補正予算については、水資源再生センターで発生する汚泥の運搬・処分に係る経費や国庫補助に伴う事業費などの計上であり、異議なく原案を承認することに決定した。  また、一般議案のうち大分市空家等対策協議会条例及び大分市空家等対策の推進に関する条例の一部改正については、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定した。 経済環境常任委員会 令和5年度一般会計補正予算等を審査  当委員会は、予算議案2件、一般議案2件を審査した。  令和5年度一般会計補正予算については、農林水産施設の災害復旧に係る経費の追加計上などであり、審査した結果、異議なく原案を承認した。  また、一般議案のうち、大分市漁港管理条例及び大分市ふうち地区内における建築等の規制に関する条例の一部改正のうち当委員会所管分については、漁港漁場整備法の一部改正に伴い、規定の整備をしようとするものであり、審査した結果、異議なく原案を承認した。 議会運営委員会 市民のための視察報告会開催に関する陳情を審査  当委員会は、陳情1件を審査した。  新たに提出された、議員の視察を終えての市民のための報告会開催に関する陳情については、委員から県議会の視察報告等の質疑が出された。審査した結果、不採択とすることに決定した。 令和5年第4回 定例会 議決結果 議案番号 件名 議決結果 予算議案 議第103号 令和5年度大分市一般会計補正予算(第5号) 可決(多数) 議第104号 令和5年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第105号 令和5年度大分市財産区特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第106号 令和5年度大分市公設地方卸売しじょう事業特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第107号 令和5年度大分市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第108号 令和5年度大分市介護保険特別会計補正予算(第2号) 可決(全員) 議第109号 令和5年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第110号 令和5年度大分市水道事業会計補正予算(第2号) 可決(全員) 議第111号 令和5年度大分市公共下水道事業会計補正予算(第2号) 可決(全員) 議第146号 令和5年度大分市一般会計補正予算(第6号) 可決(全員) 議第147号 令和5年度大分市公共下水道事業会計補正予算(第3号) 可決(全員) 一般議案 議第112号 大分市にあげ複合公共施設条例の制定について 可決(全員) 議第113号 大分市支所設置条例の一部改正について 可決(全員) 議第114号 大分市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について 可決(多数) 議第115号 大分市常勤特別職の給与に関する条例の一部改正について 可決(多数) 議第116号 大分市職員の給与に関する条例及び大分市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について 可決(全員) 議第117号 大分市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の一部改正について 可決(全員) 議第118号 大分市職員の特殊勤務手当支給条例の一部改正について 可決(全員) 議第119号 大分市立学校職員の給与に関する条例の一部改正について 可決(全員) 議第120号 大分市営駐車場条例の一部改正について 可決(全員) 議第121号 大分市職員定数条例の一部改正について 可決(全員) 議第122号 特別職の職員で非常勤のものの報酬並びに費用弁償に関する条例の一部改正について 可決(全員) 議第123号 大分市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 可決(全員) 議第124号 大分市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正について 可決(全員) 議第125号 大分市国民健康保険税条例の一部改正について 可決(全員) 議第126号 大分市漁港管理条例及び大分市ふうち地区内における建築等の規制に関する条例の一部改正について 可決(全員) 議第127号 大分市空家等対策協議会条例及び大分市空家等対策の推進に関する条例の一部改正について 可決(全員) 議第128号 大分市いきいきプラザしおさい条例の廃止について 可決(全員) 議第129号 おおやけの施設に係る指定管理者の指定について 可決(全員) 議第130号 おおやけの施設に係る指定管理者の指定について 可決(全員) 議第131号 おおやけの施設に係る指定管理者の指定について 可決(全員) 議第132号 おおやけの施設に係る指定管理者の指定について 可決(全員) 議第133号 事務の受託の協議について 可決(全員) 議第134号 事務の受託の協議について 可決(全員) 議第135号 事務の受託の協議について 可決(全員) 議第136号 事務の受託の協議について 可決(全員) 議第137号 事務の受託の協議について 可決(全員) 議第138号 事務の受託の協議について 可決(全員) 議第139号 事務の受託の協議について 可決(全員) 議第140号 事務の受託の協議について 可決(全員) 議第141号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域内の住居表示の方法について 可決(多数) 議第142号 市道路線の認定及び廃止について 可決(全員) 議第143号 損害賠償の額の決定並びに示談について 可決(全員) 議第144号 損害賠償の額の決定並びに示談について 可決(全員) 議第145号 損害賠償の額の決定並びに示談について 可決(全員) 報告議案 報第11号 専決処分した事件の承認について(工事請負契約の変更について) 承認(全員) 人事議案 議第148号 大分市農業委員会委員の任命について 同意(全員) 請願・陳情 審査結果 番号 題名 議決結果 新たに提出されたもの 令和5年 請願第10号 刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書提出方について 継 続 令和5年 陳情第9号 ふかがわうちの住居表示変更に関する陳情 不採択(多数) 令和5年 陳情第10号 議員の視察を終えての市民のための報告会開催に関する陳情 不採択(全員) 継続審査中のもの 令和4年 請願第4号 生理用品を消費税軽減税率の対象にすることを求める意見書提出方について 撤 回(全員) 令和4年 請願第8号 物価高騰に見合う年金額引上げを国に求める意見書提出方について 不採択(多数) 令和5年 請願第1号 教職員が保護者や地域とつながり、地域に根差した学校教育活動ができるための環境づくりを求める意見書提出方について 継 続 令和5年 請願第4号 健康保険証の廃止方針の撤回を求める意見書提出方について 不採択(多数) 令和5年 請願第9号 健康保険証の廃止方針の撤回を求める意見書提出方について 不採択(多数) 令和5年 陳情第3号 大規模盛土造成地における滑動崩落対策に関する陳情 撤 回(全員) 令和5年 陳情第4号 都市計画道路県庁前ふるごう線の再整備に向けて早期着工を求める陳情 継 続 令和5年 陳情第5号 コンパルホールに立体駐車場の建設を求める陳情 不採択(全員) 令和5年 陳情第6号 都市計画道路そとぼりにしお線の整備を求める陳情 継 続 令和5年 陳情第7号 陸上自衛隊大分ぶんとんちへの大型弾薬庫新設についての陳情 継 続 第1回定例会の日程  令和6年第1回定例会は、3月4日から3月25日までの予定です。 (日程は、変更することがあります) 会議録の御案内  大分市議会の本会議での質問や答弁、市長の施政方針などの発言は、毎回、会議録にまとめられ、市民図書館や公民館などで自由に御覧になれます。  また、ホームページの大分市議会→会議録検索からも御覧になれます。 〔本会議をケーブルテレビで中継しています〕  大分ケーブルテレコムは地上デジタル121チャンネル、大分ケーブルネットワークは地上デジタル112チャンネルで生中継します。  ひがしおおいたシステムは、定例会終了後に録画中継をします。 〔本会議をインターネットで中継しています〕 (生中継)次回の生中継は、令和6年第1回定例会(3月4日、11日、12日、13日、14日、15日、18日、25日)のいずれも午前10時からの予定です。 (録画中継)過去4年分の録画中継を御覧いただけます。 編集後記 広報委員 かわべ ひろこ  梅のつぼみがふくらみ始め、春の息吹を感じる今日この頃、2024年最初のおおいた市議会だよりは、記念すべき第200号の発行を迎えました。これまで、市民の皆様に開かれた議会を目指し、議員の日頃の活動や、定例会の内容等、「分かりやすく」をモットーに発信してまいりました。  昨年11月に開催した市民意見交換会では、多くの方に御来場いただき、貴重な御意見を伺いました。特に、本市の魅力について伺ったところ、「自分たちで魅力的な大分市をつくっていく」との心強い御意見を頂きました。我々議員も、市民の皆様に寄り添い主体的に本市の魅力をつくり、磨き、発信し、大分市の価値を高めていきたいと改めて決意しました。市議会だよりを一人でも多くの方に手に取って読んでいただけますよう、引き続き、創意工夫を重ねてまいります。お気軽に御意見をお寄せください。