更新日:2018年1月11日
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大分市議会議員政策研究会において、議会として市の将来を担う子どもを取り巻くさまざまな問題を解決し、健やかな育ちを目指す取り組みを行う必要があると判断し、政策課題として「(仮称)子どもに関する条例」を選定するとともに、平成21年8月5日、具体的に調査研究するためのプロジェクトチームである推進チームを立ち上げました。
大分市議会議員政策研究会の活動概要を報告します。
大分市子ども条例の制定までの、全議員による全体会議、正副議長及び各会派の団長による役員会議、推進チームによる会議等の開催状況及びその概要は、以下のとおりです。
会長に阿部剛四郎議員、副会長に日小田良二議員、渡部義美議員が選出された。
第6回全体会議について、政策課題募集要項、応募用紙等を示し、政策課題募集の要領と提案者による発表、当面の日程等を確認した。
市民との意見交換会の実施については、進捗状況に応じ、今年度の市民意見交換会の中で行うこととした。
政策課題の募集期間(6月9日~30日)、政策課題募集の要領、提案者による発表等が決定し、当面の日程等を確認した。
応募課題の応募状況(提案議員9人、応募課題8題うち子どもに関する条例は2題)とその概要及び当面の日程を確認した。
応募議員からのプレゼンテーションを行った。説明は、提案者のうち代表者が、現在の問題点、政策課題の必要性・緊急性、政策課題の実効性の項目で行った。
会長、両副会長で、応募された条例についての期待される効果、課題について協議した。
応募された条例の課題等について、条例選考についての今後の進め方について協議した。
今回のテーマとして「(仮称)子どもに関する条例」を選定した。
推進チームメンバーの構成は、議運の構成と同じとすることを決定した。
「(仮称)子どもに関する条例」の制定は、概ね2年間とすること及び一般市民をはじめ子どもの意見を伺うことを確認した。
役員会議として、「(仮称)子どもに関する条例」を政策課題として選定したこと及び第7回全体会議の開催(8月5日)について報告を行った。
政策課題を「(仮称)子どもに関する条例」とすることを決定した。また推進チームのメンバーも発表した。
座長に安部剛祐議員、副座長に宮邉和弘議員が選任された。
なお、参考資料として他の自治体における子ども条例の制定状況一覧表を配布した。
スケジュールについて協議した。
今後、各種団体や子どもとの意見交換会等を実施することとした。各市の子ども条例、条例制定権と議会の権能、条例の構造、子ども条例をめぐる関係法規等について検討した。
子育て支援課から「新すこやか子育て応援プラン」等の説明を受けた。
今後のスケジュールについては、平成23年3月議会での条例制定を目指すこととした。
他市の条例構成(イメージ)について、総合条例、施策推進の原則条例を例に特色等について協議した。
「(仮称)子どもに関する条例」制定の背景等について、協議した。
市民意見交換会の推進チーム参加者について協議し、決定した。
子どもに関する施策説明について、教育委員会から施策の説明を受けた。
「(仮称)子どもに関する条例」制定の背景等について、協議した。
子どもに関する条例制定の背景等について、推進チームの案を示し、その案の内容について、全議員が参加する市民意見交換会に関する説明会で座長が説明することで了承した
大分大学教育福祉科学部副学部長 古城和敬氏 演題『子どもを取り巻く現状と課題-「学力」から「児童虐待」まで』の講演を受け、その後推進チームで先生を囲み懇話会を開催した。
「(仮称)子どもに関する条例」制定の背景等について、第7回全体会議で提案された意見等を踏まえ、協議した。
また、各会派へ「(仮称)子どもに関する条例」制定の背景等についての意見集約を依頼した。
「(仮称)子どもに関する条例」制定の背景等について、現状と課題の中に「情報化の進展」を入れること、質疑応答事例の調整、大分市の少子化の現状把握が必要との提案がされた。
「(仮称)子どもに関する条例」制定の背景等について、推進チームの案を示し、了承した。先進地視察を推進チームと合同で実施することを決定した。
市民意見交換会の準備として説明資料等の確認を行った。
市民意見交換会の結果報告等を行った。
市民意見交換会の結果報告を行った。今後、関係団体との意見交換を行う旨の推進チームの提案を了承した。
市民意見交換会の意見の大分類案を示した。行政視察項目について協議した。
政策研究会役員、推進チーム合同で視察し、両自治体で条例について質疑を行った。
行政視察(目黒区、秋田市)の感想含め意見交換を行った。市民意見交換会における意見、アンケートについて、各委員が条例規定項目上の分類案を持ち寄り、推進チームとしての統一案に分類した。今後子育ての関係者との意見交換を行うことを決めた。
市民意見交換会意見・質問集約表の簡易版として、『「(仮称)大分市子どもに関する条例」についての主な意見』について協議し、内容を決定した。「新すこやか子育て応援プラン(素案)」及び「豊の都市(まち)ひとづくり提言」について、それぞれ、子育て支援課、生涯学習課から内容等の説明を受けた。城東・原川地区PTA協議会主催の「父親のための生涯学習フォーラム2010」はじめ、大分市PTA連合会、大分市公立幼稚園PTA連合会、大分市青少年問題協議会との意見交換についての打ち合わせを行った。
「父親のための生涯学習フォーラム2010」及び大分市PTA連合会との「子どもに関する意見交換」に出席した委員から、感想を含めて、報告を行った。
子ども条例に関する主な関係法規として、「児童虐待の防止等に関する法律」について、子育て支援課から内容等の説明を受けた。また、「子どもの権利条約」について条約の解説本を基に条約の趣旨を確認した。
「父親のための生涯学習フォーラム2010」、及び子どもに関する意見交換(大分市PTA連合会、大分市公立幼稚園PTA連合会、大分市青少年問題協議会分)で出された意見について分類し、『「(仮称)大分市子どもに関する条例」についての主な意見』について修正を加えることを確認した。
子どもに関する関係者との意見交換会については、推進チームを3班編成とし、それぞれで取り組むこととした。今後のスケジュールとして、平成22年4~5月に関係者及び子どもとの意見交換会を経て、6月中に関係者・子どもの意見集約を行った上で、条例の基本方針を決定し、9月に素案(中間案)を、12月に条例案を作成し、平成23年3月定例会で議員提案する予定を確認した。子どもとの意見交換の進め方として、対話形式の意見交換会を小学校、中学校、高等学校で各1校ずつ、生徒へのアンケート調査を小学校10校、中学校10校、高等学校5校(一部私立中高一貫校を含む)で実施することとした。
子どもに関する関係者との意見交換会の日程については、班別に調整を行い、意見交換会後の報告書の様式は統一することとした。また、小・中・高校生用のアンケート調査の内容について協議を行った。
子どもに関する関係者との意見交換会の日程及び意見交換の結果について、班別に状況等の報告を行った。また、小・中・高校生用のアンケート調査の配布、回収状況の確認等を行った。
当面の日程を協議し、子どもに関する関係者及び子どもとの意見交換の結果概要について、班別に状況等の報告を行った。また、小・中・高校生用のアンケート調査の結果概要について確認等を行い、条例の基本方針について協議した。
子どもの関係者及び子どもの主な意見を集約し、条例の基本方針について協議した。
推進チームの活動経過の報告を行った。子どもの関係者及び子どもの意見の集約結果等基づき、条例の基本方針について、推進チームの提案を了承した。
推進チームの活動経過の報告を行った。子どもの関係者及び子どもの意見の集約結果等基づき、条例の基本方針を決定した。
市民、子どもの関係者、子どもの意見・要望項目を尊重し、条例の基本理念を明確に掲げ、子どもの権利(他者の権利への配慮)を含みつつ、市民を巻き込み、社会全体で子育てや子どもの育ちを支援する施策推進の根拠を目指す。
先進地の行政視察にあたり、類似都市を含めて各市の条例比較等の事前研究を行った。
政策研究会役員、推進チーム合同で視察し、各自治体で条例について質疑を行った。
行政視察(宝塚市、尼崎市、調布市)の感想含め意見交換を行った。市民意見交換会、関係者との意見交換会及び子どもへのアンケート調査結果等から、その主な意見を細分類し、条例素案のたたき台の基となる骨子について協議した。
大分大学医学部医学科小児科学講座教授 泉達郎氏 演題「元気で、やさしいこどもが育まれる街:小児医療と保健の役割」の講演を受け、その後推進チームで先生を囲み懇話会を開催した。
市民意見交換会、関係者及び子どもへのアンケート調査等の主な意見より、条例素案の骨子について、協議した。
条例素案作成に当たり、再度、関係部局と意見交換する中、子どもを取り巻く現状等の確認を行った。また、市民意見交換会、関係者及び子どもへのアンケート調査等の主な意見より、条例素案の「総則」部分を中心に、条例素案の骨子について協議し、今後、詳細については2班に分けて協議することとした。
条例素案の「子どもの権利等」、「関係者の役割」、「市の責務」の範囲で、条例素案の骨子について、協議した。
条例素案の「基本的施策」、「計画の推進」、「議会の評価」の範囲で、条例素案の骨子について、協議した。
条例素案の「子どもの権利等」、「関係者の役割」、「市の責務」の範囲で、条例素案の骨子について、協議した。
条例素案の「基本的施策」、「計画の推進」、「議会の評価」の範囲で、条例素案の骨子について、協議した。
班ごとに協議した結果を基に、条例素案全体を通して条例素案の骨子について、協議した。
推進チームの活動経過の報告を行った。市民意見交換会、関係者及び子どもへのアンケート調査等の主な意見に基づき、条例素案の骨子(案)について、推進チームの提案を了承し、会派へ報告し会派で協議することとした。
会派ごとに協議した結果を基に、条例素案の骨子(案)の修正について、協議した。
推進チームより、会派ごとの協議結果を基に検討した条例素案の骨子(案)の修正について報告を受け、これを了承した。
推進チームの活動経過の報告を行った。推進チームより、会派ごとの協議結果を基に検討した条例素案の骨子(案)について提案を受け、これを承認し、条例素案の骨子(案)を決定した。
市民意見交換会の準備として、大分市次世代育成支援行動計画に関係する所管課からの説明を受けた。また、パブリックコメントの実施及び子育て関係者へ条例素案の骨子(案)を配布することを決定した。
市民意見交換会の準備として、市民意見交換会のリハーサル等を行った。
市民意見交換会等で出された条例素案の骨子(案)に対する修正意見等について協議を行った。
条例素案の骨子(案)に対する修正意見について、執行部との意見交換を行い、素案の修正及び前文の協議を行った。また、「(仮称)子どもに関する条例」についての調査特別委員会の設置を役員会へ要望することを確認した。
法制面から素案の修正及び前文の協議を行った。また、条例の題名について協議を行った。
法制面から素案の修正及び前文の協議を行い、推進チームの素案を役員会へ報告することを確認した。
推進チームの活動経過の報告を行った。市民意見交換会、関係者、子ども、パブリックコメント、執行部の意見等に基づいて、修正を行った推進チームの素案を了承し、会派へ報告し協議することとした。
会派ごとに協議した結果を基に、条例素案の修正、条例の名称及び施行日について協議した。また、パブリックコメントで寄せられた意見に対する大分市議会の考え方等について協議を行った。
条例素案の修正及びパブリックコメントで寄せられた意見に対する大分市議会の考え方等について協議した。また、条例の解説書等について協議を行った。
条例の解説書及び条例素案に係る会派における修正意見について協議を行った。
条例の解説書等について協議を行い、推進チームの条例素案及び解説書案等を役員会議へ報告することを確認した。
推進チームの報告に基づき、条例(案)、パブリックコメント(案)及び条例の解説書(案)等を了承するとともに、全体会議で協議することとした。
推進チームの活動経過の報告とともに、会派ごとの協議結果を基に検討した条例(案)及びパブリックコメント(案)について提案を受け、これを承認し決定した。また、条例の解説書(案)についても提案を受け、この内容について、会派において再度協議することとした。
議員政策研究会会長から、平成23年第1回定例会の一般質問初日に、「大分市子ども条例」を議員提案する旨報告を行った。
平成23年第1回定例会の一般質問初日に、大分市子ども条例が全議員の賛同の下、可決された。施行日は、平成23年5月5日とされた。