更新日:2019年4月5日
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大分市地域公共交通協議会(会長 桑田龍太郎、市副市長)が事業計画を策定する「ふれあい交通」が、バスと連携した公共交通ネットワークを構築するとともに、利用頻度の高い住民自らが参画して運行計画の策定・見直しを行う仕組みを確立するなど、地域公共交通の確保・維持に積極的に取り組んだとして、国土交通大臣から表彰されました。
「ふれあい交通」は市内の公共交通不便地域の解消を目指し、運行ルートごとに地域住民が参加する「地域検討会」の意見を計画に反映するとともに、市民や利用者の代表、交通事業者、学識経験者等で構成される大分市地域公共交通協議会が計画を審議しています。
本市では、その計画に基づき「ふれあい交通」を運行しています。
表彰式は、平成30年7月12日午後2時から国土交通省共用大会議室(東京都千代田区)で執り行われ、簗和生政務官から表彰状が授与されました。
表彰式の様子
記念撮影
表彰状
《地域公共交通優良団体国土交通大臣表彰とは》
地域公共交通の分野において著しい貢献があり、他の模範となるに相応しい団体に対し、その功績を表彰する制度です。
《大分市地域公共交通協議会とは》
市民の生活に必要なバス等の旅客運送の確保その他の旅客の利便の増進を図り、および地域の実情に即した輸送サービスを実現するために必要となる事項を協議するため、住民や利用者の代表者、交通事業者、道路管理者、警察、学識経験者等による「大分市地域公共交通協議会」を設置しています。
《地域検討会とは》
実効性のある運行計画を策定するため、ふれあい交通の各路線で実際に利用している住民が参画した「地域検討会」を毎年開催しています。地域検討会では、利用者に、ふれあい交通の運行する曜日や時刻、利用に関する意見を聴取し、運行計画を作成しています。
本市では、公共交通機関の利用が不便な地域に居住し、自家用車を運転しない方等の買い物や通院、友人とのお出かけ等、日常生活における移動手段として「ふれあい交通運行事業」を実施しています。
平成29年4月からは、利用者の利便性をさらに向上し、公共交通不便地域の解消を目指すとともに、高齢者運転免許自主返納の促進にも資することを目的に制度の拡充を図りました。
また、ふれあい交通の接続先の路線バス停留所の上屋整備や風除け壁の設置など利用環境の向上も図っています。
平成29年4月に制度を拡充したことで、運行ルートや利用者数が増加しました。
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