第3次大分市商工業振興計画を策定しました

本市では、2017（平成29）年1月から2022（令和4）年3月までを計画期間とする第2次大分市商工業振興計画を策定し、「新たな産業の創出」「産業集積の推進」「企業の競争力の強化」「就労支援と勤労者福祉の充実」の基本施策に基づき、各種取組を推進してきた結果、成果指標12項目のうち、10項目で「目標を十分に達成している」又は「ほぼ達成している」という評価となりました。

また、2020（令和2）年3月には、「大分市総合計画おおいた創造ビジョン2024 第2次基本計画」を策定し、めざす都市像として「笑顔が輝き夢と魅力あふれる未来創造都市」を掲げ、市民福祉の向上、教育・文化の振興、産業の振興、都市基盤の形成などの基本的な政策の着実な推進に取り組んでいます。

このように計画に沿って商工業振興を推進する一方で、わが国においては、人口減少及び少子高齢化が進み、市場の縮小や後継者問題が深刻化するとともに、経済のグローバル化、消費者ニーズの高度化・多様化、情報通信技術の進歩などに加え、自然災害の頻発・激甚化や新型コロナウイルス感染症の拡大等、商工業を取り巻く環境は大きく変化しています。本計画は、こうした状況を踏まえ、今後もさらに加速する社会経済情勢の変化を見据えながら、条例や総合計画の趣旨に基づき、本市商工業のさらなる振興を図ることを目的に第3次大分市商工業振興計画を策定しました。

本計画を着実に推進することにより、本市経済の持続的かつ安定的な成長を促し、地域の発展を図るとともに、産業振興の視点から総合計画に掲げられた都市像の実現をめざします。