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更新日:2018年10月9日
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アライグマは北米原産の動物で、日本には1970年代以降、ペットとして大量に輸入されましたが、成長すると粗暴になる個体が多く、飼いきれなくなって遺棄され、もしくは飼育施設から逃亡するなど全国各地で定着が進みました。その結果、日本各地で農業被害、家屋侵入による被害、生態系被害等さまざまな問題が発生していることから、アライグマを野外から排除することが重要です。
大分市においても、アライグマの生息が確認されており、生息数の増加や被害の拡大が懸念されています。このような状況を踏まえ、大分市では、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき、地域住民、関係団体、行政等が協力して、防除に取り組む「大分市アライグマ防除実施計画」を策定し、平成25年2月1日から実施しています。(平成28年4月1日改訂)
下記の「アライグマの特徴」などをご覧いただき、アライグマの目撃情報や被害情報をお寄せください。
アライグマ
平成30年度捕獲状況(PDF:280KB)(PDF:281KB)(9月末現在)(地域別)
大分12頭、鶴崎3頭、大南9頭、稙田23頭、大在・坂ノ市26頭、佐賀関32頭、野津原5頭(計110頭)
平成29年度捕獲状況(PDF:270KB)(PDF:270KB)(PDF:270KB)(地域別)
大分1頭、鶴崎4頭、大南4頭、稙田24頭、大在・坂ノ市32頭、佐賀関56頭、野津原1頭(計122頭)
市内のアライグマの捕獲状況について(平成21年度から30年度まで)(PDF:261KB)
計画的な防除を行うため、アライグマの生息情報を収集しています。
正確な情報を得るために、類似動物との違い(PDF:272KB)をご確認ください。
アライグマを目撃した時または被害を受けた時は、環境対策課にご連絡ください。
防除を行う区域 |
大分市内全域 |
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計画期間 |
平成25年2月1日から平成33年3月31日 |
目標 |
地域生態系の保護、農業等人間生活への被害の軽減・解消のために 短期的な目標:地域の生息レベルに応じた計画的な防除を実施 重点防除対応地域(大在・坂ノ市地域,大南地域) 警戒防除対応地域(大分地域,鶴崎地域,稙田地域, 佐賀関地域,野津原地域) |
「大分市アライグマ防除実施計画」に基づき、アライグマを捕獲するには、大分市の捕獲従事者台帳に登録し、「大分市アライグマ捕獲従事者証」の交付を受ける必要があります。
大分市アライグマ捕獲器具貸出申請書等(様式第1号)(PDF:136KB)
アライグマわな設置記録表(PDF:93KB)(箱わなを設置する場合は、必ず記入します。)
アライグマ捕獲用箱わな設置について(PDF:350KB)
アライグマに関する問題の原因は、生き物を容易に飼育し、飼いきれずに遺棄したり、適切な飼育管理ができず最後まで飼うことができなかった無責任な飼い主にあります。
このような問題を二度と起こさないよう生き物との関わり方について、正しい知識を身につけ、飼い主のモラルを守ることが求められています。