更新日:2021年4月8日

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PM2.5(微小粒子状物質)について

PM2.5(微小粒子状物質)について

微小粒子状物質(PM2.5)とは、大気中に浮遊している粒子状物質のうち、粒径が2.5マイクロメートル(μm)より小さいものをいいます。
PM2.5の発生源は、人為起源のものと自然起源のものとがあります。人為起源は、工場のばい煙発生施設や自動車等から排出されるものなどであり、自然起源は、火山や黄砂などです。

※PM2.5は、人髪の直径の約30分の1の大きさです。
※SPMとは、浮遊粒子状物質のことで粒径が10マイクロメートルより小さいものをいいます。

  PM2.5は、微小粒子のため肺の奥まで入りやすく、呼吸器や循環器への影響が懸念されています。

環境基準は、大気中に浮遊している微小粒子状物質の濃度について「1年平均値が1立方メートルあたり15マイクログラム以下であり、かつ、1日平均値が1立方メートルあたり35マイクログラム以下であること」とされています。

  • 1マイクログラムとは、百万分の1グラムのことです。
  • この環境基準は、人の健康を保護するうえで維持されることが望ましい基準として設定されるものであり、大気環境濃度が基準値を超過した場合でも、直ちに人の健康に影響が現れるというものではありません。

大分市の測定状況について

最新の測定データはこちらをご覧ください。(1時間ごとに更新中)

大分市では、王子中学校測定局、西部清掃事業所測定局(大字横瀬)、東大分小学校測定局、大在小学校測定局、戸次中学校測定局、佐賀関小学校測定局、自動車排出ガス中央測定局(末広町)の7地点でPM2.5を測定しています。

 測定場所の地図

PM2.5の「注意喚起」の判断基準等について

PM2.5の濃度の1日平均値が70マイクログラム/立方メートルを超えると予想される場合、「注意喚起」が実施されます。

判断基準は、以下のいずれかに該当した場合で、大分県が実施します。

  1. 午前5時、6時、7時の1時間値の平均値が85マイクログラム/立方メートルを超える時
  2. 午前5時から正午までの1時間値の平均値が80マイクログラム/立方メートルを超える時
  3. 午後1時以降は午前5時から各時間帯までの1時間値の平均値が70マイクログラム/立方メートルを超える時

 本市ではその情報に基づき、ホームページや大分市防災メール等で速やかに市民の皆さんに情報提供します。 

  • 「注意喚起」が実施された場合は、大分市防災メールの「PM2.5情報」に登録された皆さんに注意喚起実施等の情報を配信します。

健康を守るためにも、大分市防災メールへの登録をお勧めします。

  • 大分市防災メールへの登録や情報の利用については無料ですが、メールの送受信や案内ページ等の閲覧にかかる通信費用は、登録者の負担になります。

 詳細は下記をご覧ください。

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「注意喚起」実施時の注意すること

直ちに健康に影響が現れるわけではありませんが、以下のことに注意しましょう。

  1. 不要不急の外出はできるだけ減らしてください
  2. 屋外での長時間の激しい運動はできるだけ減らしてください
  3. 呼吸器系や循環器系に疾患のある方、小児、高齢の方等は影響を受けやすい可能性がありますので、特に注意してください

また、以下の行動も有効と考えられます。

  • 室内の換気は必要最小限にする
  • 洗濯物を室内に干す
  • 外出時には、マスクの適切な着用を行う

解除基準について

1時間値が50 マイクログラム/立方メートル以下となり、1時間値が70 マイクログラム/立方メートルを超えないと判断した時、注意喚起は解除されます。
また、午後8時までに注意喚起の解除が発令されなかった場合は、翌日午前0時をもって自動的に解除されます。

お問い合わせ

環境部環境対策課 

電話番号:(097)537-5622

ファクス:(097)538-3302

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