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更新日:2020年8月27日
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生後6か月から2歳位までの乳幼児が最もかかりやすい感染症の1つがロタウイルスです。ロタウイルスは感染力が非常に強く、衛生状態に関係なく5歳までにほとんどの子どもが感染するといわれています。症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐、発熱、腹痛で、初感染時が最も重症化することが知られています。このロタウイルス感染の特徴を利用して初感染時の重症ロタウイルス胃腸炎を予防することを目的に、ロタウイルスワクチンが開発されています。
ワクチン接種により免疫をつけることで、予防することができます。
令和2年10月1日以降の接種日時点で大分市に住民登録がある、令和2年8月1日以降に生まれた方
ロタウイルスワクチンは「口から飲む」ワクチンです。ワクチンには、「ロタリックス」と「ロタテック」の2種類がありますが、有効性および安全性は同等と考えられています。
ただし、接種を受けるに当たっては、必要回数分を全て同一のワクチンで受ける必要があるため、どちらのワクチンで接種を受けるかは医師とご相談ください。
(1回目にロタリックス、2回目にロタテックを受けるなど、ワクチンを途中で変えることはできません)
ワクチンの種類 |
ロタリックス |
ロタテック |
接種期間 |
生後6週から生後24週まで |
生後6週から生後32週まで |
接種回数 |
27日以上の間隔をおいて2回 |
27日以上の間隔をおいて3回 |
※いずれのワクチンも1回目は生後14週6日までに受けてください。生後15週以降の初回接種については、安全性の観点からお勧めしておりません。
無料
下記の実施医療機関に、母子健康手帳を持参し、接種を受けてください。
予約が必要な場合がありますので、事前に実施医療機関にお問い合わせください。
※忘れた場合、接種を受けられないことがあります。
接種後、嘔吐、下痢などの胃腸炎の軽い症状がみられることがあります。接種後に、機嫌が悪い、嘔吐、おなかが膨れる、便に血が混じっている場合は、すぐに医療機関を受診し、ロタウイルスワクチンを接種したことを伝えてください。
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