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報道発表資料
12月1日は世界エイズデーです。2020年に国内で新たに報告されたHIV感染者数は750件、エイズ患者数は345件であり、両者を合わせた新規報告件数は1,095件でした。HIV感染者とエイズ患者の累計数は3万2千人を超え、今も増え続けています。WHO(世界保健機関)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を"World AIDS Day"(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。レッドリボンは、エイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。大分市保健所では世界エイズデーに合わせ、一人ひとりがエイズについて理解を深めるため、啓発キャンペーンを行っています。
キャンペーンテーマは「レッドリボン30周年 ~Think Together Again~」です。1991年にニューヨークの芸術家たちが、エイズで亡くなった仲間に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を表明するため、レッドリボンをシンボルとする運動を始めました。2021年はレッドリボン運動が始まってから30周年の節目の年です。
エイズに関する啓発ポスターおよび、小・中学生と高校生が思いを込めて一つ一つ手作りしたレッドリボンを飾ったツリーを展示しています。
11月26日(金曜日)正午~12月10日(金曜日)午後3時
J:COM ホルトホール大分(1階エントランスホール)