大分市高齢者福祉計画及び第9期大分市介護保険事業計画(おおいた市地域包括ケアシステム推進プラン)(案)について 1計画策定の趣旨                      人口減少の局面においても、高齢化率の上昇とともに、認知症高齢者やひとり暮らし高齢者世帯、高齢者夫婦世帯が増加する想定のもと、保健、医療、福祉の連携のとれたサービスを円滑に提供するため、「大分市高齢者福祉計画及び第9期大分市介護保険事業計画」を策定し「地域包括ケアシステム」の深化・推進を図ります。 2計画期間                         2024(令和6)年度〜2026(令和8)年度(3年間) 3検討体制                         学識経験者、保健医療関係者、福祉関係者、介護サービス事業者等の代表者、行政機関代表者に一般公募委員2名を加えた合計27名で構成される「大分市高齢者福祉計画及び第9期大分市介護保険事業計画策定委員会」を設置し、検討を行っています。 4基本理念及び基本目標                   基本理念「いつまでも自分らしく 安心して暮らせる あたたかさあふれる まちづくり」 基本目標 1介護予防と重度化防止の推進 2尊厳ある暮らしを続けるための支援 3在宅生活の支援と共に支え合う地域づくり 4生きがいづくりの支援と社会参加の促進 5サービス基盤の整備と介護保険事業の円滑な運営  5第9期計画の主な内容                   介護予防・重度化防止の推進 要支援者や生活機能の低下が認められた高齢者を対象とする「介護予防・生活支援サービス」、保健事業と介護予防の一体的な実施等により、フレイル状態にある高齢者を適切な医療や介護サービスにつなげ、健康寿命の延伸を目指します。  認知症施策の推進 認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができる共生社会の実現に向けて、認知症に関する正しい知識と理解の促進や、認知症の人ができる限り地域のよりよい環境で自分らしく暮らし続けることができる「共生」の取組みを推進します。 施設整備について 地域密着型サービスを基本とし、日常生活圏域ごとに施設・居住系サービスと在宅サービスとのバランスの取れた整備を行います。 施設・居住系サービスの整備目標 介護老人福祉施設29床 介護老人保健施設29床 介護医療院50床 認知症高齢者グループホーム54床 計162床の整備目標達成に向け、柔軟に対応し、必要床数の確保に努めます。    介護保険料について 第8期介護保険事業計画における本市の第1号被保険者介護保険料の基準月額は6,199円です。 受給者の増加に伴うサービス量の伸びに加え、介護報酬改定の影響等を総合的に勘案して、第9期介護保険事業計画における介護保険料を設定します。