人身取引

人身取引（トラフィッキング）は、犯罪組織などによる性的搾取、強制労働等を目的とした重大な犯罪であり、基本的人権を侵害する深刻な問題です。
被害者の多くは女性や児童でありますが、売春などの性的な搾取だけではなく、労働搾取や臓器の摘出などを目的としたものも人身取引に該当し、性別や国籍を問わず、被害者になり得ます。
被害者を救い、この重大な人権侵害を一日も早く根絶するには、私たち一人ひとりが人身取引について関心を持ち、社会全体の問題として受け止め、進んで対応をとる必要があります。
身の周りに被害者らしい人がいましたら、最寄りの警察署や出入国在留管理庁（旧：入国管理局）に連絡をお願いします。